2015/11/24
インタビュー/Interview

見澄ませぬゑインタビュー

今回のインタビューは東京藝術大学の見澄ませぬゑさんです。
絵を書き始めたきっかけからこれからの展望まで、アートに対するありのままが今回のインタビューで語られています。(本人の希望でお写真は作品のみとなっております。)

Q:絵を書き始めたのはどのようなきっかけですか?

きっかけというよりは物心ついた小さい頃から好きでした。幼稚園前には、気づいたら書いていて、ボールペンであったりお絵描き道具を使っていたそうです。両親は、絵の専門というわけではないのですが、父の特技が模写でよく好きなアニメのキャラクターを模写してもらっていたので嬉しかった記憶があります。

Q:藝術の道を志したのはいつからですか?

中高一貫の学校だったのですが、中学校3年生の際に、進路を意識し始めた時に、実は最初早稲田大学に行ってみたいなと思っていました。(笑)
ですが、大学を出た後の進路を考えると、ずっと絵に携わっていきたかったので美大を意識し始めました。

Q:今の学科であるデザイン科を選んだ理由はなんですか?

藝大のデザイン科は、様々な事ができると聞いていたからです。ですが、実際入ってみると藝大自体が基本的に様々な事に触れる機会があったのですが(笑)

Q:どのような形態の作品を制作されることが多いですか?

平面と立体ともに制作していて木版や木目の作品から、ボールペンでの作品や人形作品などを制作しています。今後は、半立体やイラストに力を入れていきたいです。

Q:見澄ませぬゑさんといえばファンタジーな作品が多いですが、その源はどこからくるものなんでしょう?

昔から指輪物語や不思議の国のアリスのようなファンタジーな物語が好きでした。エルフやゴブリンといった妖精や、世界の神話、怪物系の資料を集めるのが実は好きなんです。

Q:作風の変化は制作を通しておきていますか?

今までの事を振り返ってみると、それぞれに物語を持っている作品が多かったように思います。最近は特に意識的に見せている傾向が強く思います。木版から木目に移ってから物語の意識がより出るようになりました。

Q:どのような思いで制作されていますか?

基本的には「こんな世界あったらいいな」いう気持ちで制作しております。昔は描きたいのに上手く描き表せられないという気持ちがありましたが、少しずつ技術していって向上を自分の考えているものを表現できるようになってきました。自分の作品が他の方に共感してもらえるとやはり嬉しいですね。

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Q:次回作のイメージはありますか?

先ほども申し上げた部分でいうと、半立体の作品をこれから作成していき、また完全な立体や空間作品を制作していきたいです。物語のある空間を作れればと思います。

Q:少し方向を変えた質問で、藝術以外の趣味や好きな事は何ですか?

読書、カラオケ、旅です。読書は最近哲学書であったり旅では、最近ニュージーランドに行ってきました。世界遺産に登録しようとしている満天の星空を見てきましたが、とても素敵でした。

Q:本日はありがとうございました。最後になりますが、見澄ませぬゑさんにとって作品を作るとは何でしょう?

ずっと続けていきたいですし、自分の頭の中にあることを現実にすることが楽しい、でもそれだけでは自分の中だけのものなの、より外の人にも共感して欲しいです。
私の好きな人形作家の方がいらっしゃるのですが、その人の作品をみると暗い気持ちが明るい気持ちに変わっていきます。私の作品もそうなれたらと思います。

見澄ませぬゑの作品一覧

見澄ませぬゑさん展示予定:卒業制作展 1/26-1/30

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