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『卒論』が大炎上!デザインの国スウェーデンでアートが引き起こした一大事とは一体…?

『卒論』が何かと話題なこの頃

Photo credit: Why Not Linh Vu via Visualhunt / CC BY-SA

2月も半ばに入り、大学生は卒論の提出を終えてホッとする学生が増えてきました。美大などでは卒業制作展のシーズンになっています。今年は芸能界でも『卒論』が話題になりましたが、今回の記事ではそんな『卒論』(卒業制作)が引き起こした事件を紹介します。

美術大学の学生『アンナ・オデル』

Photo via gamla.mitti.se

2009年1月、ストックホルムで一本の通報がありました。中心部にあるリルホルメン橋で、精神疾患があるとみられる女性が橋から飛び降り自殺をしようとしているというのです。彼女の名前はアンナ・オデル。コンストファック国立美術大学の学生で、その春に卒業する予定でした。

警察によって精神病院に搬送された彼女でしたが、その後事態は急転。実は、アンナの一連の行動は全て、卒業制作用のビデオ作品の一部として使うためのパフォーマンスであったということが明るみになったのです。

実際には制作にあたって教員や学校側との協議を経ての承認、また警察にも犯罪行為とみなされるかどうかということの確認が事前になされていましたが、病院の救急システムが利用されたことや警察と病院のスタッフたちに抵抗した行為がメディアに取り上げられ、「アートといえば何もかも許されるのか?」とアートプロジェクトの倫理について大議論が勃発しました。

Okänd, kvinna 2009-349701

Photo via gamla.mitti.se

“Okänd, kvinna 2009-349701″と題されて公開されたこの作品は、本人の入院経験からスウェーデンの精神医療における問題を提起するものでした。これを機に精神医療の問題に対して人々の注目が集まり、社会に大きな影響を与えました。それからはメディアも肯定的な論調で報道するようになっていったそうです。

アンナ・オデル監督の『同窓会/アンナの場合』

お騒がせアーティストアンナが後に監督として手掛けた初長編『同窓会/アンナの場合』は、彼女自身の実体験を元にした作品。スウェーデン・アカデミー賞(ゴールデンビートル賞)で初監督作で脚本賞と作品賞まで獲得することになった。

 

ちょうど卒業制作展が開催され始めている日本でも、話題となって取り上げられる(≠単に炎上する)ような作品が出てくるのか。今年の美大生たちの『卒論』に注目してみるといいかもしれません。

 

日本の美大の卒業制作に関する記事はこちら

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