2016/03/03
インタビュー/Interview

山田貴裕インタビュー

アーティストになったきっかけは、電車の中で旧友と出会ったこと—小さな頃から絵を書いていらっしゃったそうですが、本格的にアーティストになったのはごく最近のことであるという山田さん。愛に溢れた作品が人気の彼に、アーティストになったきっかけや、ご自身の作品観、今後の展望について語っていただきました。

S__3735611

──いつ頃から絵を描き始めましたか。

 5、6歳のときから絵を描いていましたが、本格的に展示に参加したのは30歳からでした。それまでは全然展示には参加していなかったんです。

 

──展示に参加するきっかけはありましたか。

 美大出身の同級生にたまたま電車内で遭遇して、その友達の展示を見に行った事がきっかけです。自分は美大を出ていなかったので、展示のお誘いなどを受けたことがなかったのです。

 

──展示を行っての心境の変化はありましたか。

 「ちゃんと絵を売ろう」と意識し始めました。元々は絵に値段をつけるという発想がなかったのですが、最初の個展は29点の作品が売れて、その時から絵に値段をつける事が一つのポイントになりました。

 

──山田さんといえば猫の絵が思い浮かぶのですが、何かこだわりがあるのですか。

  2004年に猫を飼い始めてから、猫の絵を書き始めました。やはり猫を描く楽しみは「かわいい」ところに尽きます。うちの猫が生きている間はこの猫を描き続けると思います。

 

──確かに、山田さんの絵からは「猫愛」を感じます。猫以外にも、絵を描くことはありますか。

 まだ猫が幼い時の絵は書いていなかったので、その当時は人物画や、家にぬいぐるみがたくさんあったのでその動物を描いていました。犬の絵も描いたりするので、今後出していきたいと思っています。

TAKAHIRO_YAMADA_03

──「アート」に関して一般の人とアーティストの差を感じることはありますか 

 私が描く絵は、どちらかと言うと一般受けする方だと思います。逆に美術界の方からすると「かわいい」と言ってもらったり、「これを基本に君はどうしたい?」といった問いを受けることもあります。アーティストにはその作品に対するストーリー性を求められるのではないかと思っています。

 

──その「ストーリー性」についてですが、山田さんご自身はどうお考えですか。

それでいうとすべての作品にストーリー性があるべきとは私は思っていないです。それでいいと思います。

TAKAHIRO_YAMADA_04

──普段はサラリーマンをされているそうですが、アーティストとの両立は大変そうですね。

 はい、今のところ、非常に良い関係にあります。まったく違う世界に向かい合ううことで新鮮な気持ちで作品に取り組めます。 

 

──今後の展望について教えて下さい。

 現在は猫が中心ですが、他にも様々な動物を描いています。そちらも継続して、今後は風景画などにも挑戦していきたいと考えています。海外での展示もしていきたいですね。

 

──最後になりますが、山田さんにとって「アート」とはどのような存在でしょうか。

 アートとは、感動を人に伝えていくものだと思っています。

TAKAHIRO_YAMADA_01

 

愛のこもった作品の数々は、見ているだけで心が癒されますね。自宅でペットを飼っているなら、最高の思い出作りに、彼に絵をオーダーメイドしてみてはいかがでしょうか?

山田貴裕さんの作品一覧

関連記事

見澄ませぬゑインタビュー

今回のインタビューは東京藝術大学の見澄ませぬゑさんです。 絵を書き始めたきっかけからこれからの展望まで、アートに対するありのままが今回のインタビューで語られています。(本人の希望でお写真は作品のみとなっております。) Q:絵を書き始めたの

NARUMI.hインタビュー

もともとは、美術大学への進学を諦めていたというNARUMIさん。しかし、美術から離れた時間の中で「自分には絵しかない」と感じたそうです。母親の後押しもあって進学を決意。現在は多摩美術大学に在学されています。一度離れてみてわかった美術への想い

瀬戸優インタビュー

Q:絵を描き始めたのはいつ頃ですか? 立てないくらいの赤ちゃんの時から書いていました。 母親によると最初に書いていた絵は雨の絵だったそうです。 Q:藝術の道を志したのはいつからですか? 中学までは全然意識していませんでした。 高校1年生の時

『This is stamp』製作秘話! 〜LINEスタンプはこうやって作られます〜

いつも使ってるけど...LINEスタンプを作るって難しいの? 先日リリースした、thisisgallery初のLINEスタンプ『This is stamp』https://store.line.me/stickershop/pro

清水太二インタビュー

Q:絵を描き始めたのはいつ頃ですか? 本格的に作り始めたのは大学からです。 それまでは、平面に興味あるのか立体があるのか考えていましたが、自分は平面よりも立体からのエネルギーを受ける事に気がつき立体作品を中心に制作しています。 Q:芸術の