2016/03/31
アートコラム/Column

新入生必見?美大生のカバン事情とはいかに

これさえあれば大丈夫かもしれない。美大生の持ち物。

そろそろ4月。この春から美大生!という方も多いのではないでしょうか。でも、美大に通うのに何が必要なんだろう?絵の具?つなぎ?なんだか荷物が多くて大変そう…?

そんなあなたに、これさえあれば無敵!というアイテムをご紹介。美大生のカバンの中身、教えます!

 

 

美大の定番ノート、クロッキー帳

一般的な大学ノートを持ち歩く学生も少なくはないですが、圧倒的なクロッキー率に負ける。落書き…じゃなくて、スケッチやアイデア出しにはクロッキーが一番。枠にとらわれたくない気持ちが表れています。ただ、建築やインダストリアルデザインを学ぶ学生は方眼ノートも好みます。画材屋にはなんでもござれ。使いやすいノートを見つけてください。

ちなみに。みんなクロッキー帳だと誰がどれだかわからなくなりそうだと思うかもしれませんが、クロッキー帳の表紙すらも落書きで溢れているので意外と全然見分けがつきます(笑)

デッサンはせずとも必携?鉛筆

Photo credit: Richard, enjoy my life! via Visualhunt.com / CC BY-SA

濃淡やディテールが出しやすいのは勿論、美術館に行ったときにメモるのにも鉛筆は必須です。(シャーペンやボールペンは御法度。)まあ美大生ならシャーペンよりも鉛筆に慣れておくと吉。

DTPはこれありき。「カッター・カッターボード」

Photo credit: hawkexpress via Visualhunt / CC BY-NC-ND

印刷物はトンボをつけて切るのが定番。いろんな場面で必要になってきます。カッターボードはとりあえずA4サイズのものをクリアファイルに入れておくと助かることがある。絶対。(じゃないとノートの表紙がボロボロになる羽目に)

カッターはデザインナイフだと扱いやすくておすすめ。鉛筆も削れるし何かとやっぱり便利です。

美大といえばやっぱりこれ?「絵の具・筆」

Photo via Visualhunt

油絵学科の人たちが百均で売ってるプラスチックケースにドサアと絵の具を入れている光景はちらほら見えます。中にはキャリーケースに入れて運ぶような猛者も。あんなにたくさんの絵の具を手にいれるのは大変だろうなあ。

のっぺら「スプーン」

https://twitter.com/Hitsuzi0409/status/706689060484481026

百均のスプーン金槌で叩いて平べったくしたもの(ツイートはどうやら百均ではない様子ですが)。石膏を使った作業をするときに超便利かつ安上がり。彫刻専攻の学生以外にも、ガラスや金工を学ぶ学生も使用します。

 

 

「パソコン(9割はMac)」

Photo via Visualhunt.com

デザイン系の学生なら持ち歩くべきノートパソコン。高いし重いしよく分からないけれど、パソコンに触れずに大学卒業なんてできません。イラレとフォトショも避けては通れぬ道。 そういえば時々課題を学校のパソコンだけで終わらせる猛者がいますが、あの人のスケジュールはどうなっているんでしょうか。私には無理です。

より良いポートフォリオの為に!「一眼カメラ」

Photo via VisualHunt.com

映像学科の学生じゃなくても結構持っている人がいる。のは、作品をポートフォリオに載せる際に発色や解像度など、兎にも角にも「いい写真」であった方が良いから。要は自分の記録用に持っておけということです。まぁ勿論その機能性にも夢中になっちゃうんですけどね。

一般大学でも必須だと思う。「USB or ハードディスク」

グループワークでのデータ共有や大学へのデータ提出の際に超必要。家に忘れると悲しい気持ちになります。ハードディスクは映像を制作する学生がよく持っています。最近は学生間だとでぐぐたす(Google+)やワンドラ(OneDrive)などでも共有したりします。

イチバン大事な持ち物は「あなたのアイデア」

専攻する学科によって違ってくるところは多いですが、美大生はおおよそこんな感じのものを持ち運んでいます。でもPCや一眼なんかは高くてなかなか手に入れにくいですよね。勿論、必ず手に入れなくてはいけない訳ではありません。大事なのはあなたの想像力豊かなそのアタマ。これらをバッグに、そしてアイデアを頭につめて、春からの美大ライフ楽しんでくださいね!

 

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