心を惹きつけてやまない『アルフォンス・ミュシャ』のグラフィックデザインが素敵。 | thisismedia

心を惹きつけてやまない『アルフォンス・ミュシャ』のグラフィックデザインが素敵。

アール・ヌーヴォーを代表する芸術家『アルフォンス・ミュシャ』


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アルフォンス・ミュシャという芸術家の名前を聞いたことはあるでしょうか?19世紀から20世紀にかけてミュシャは、アール・ヌーヴォーを代表する作家としてしばしば語られます。

初期の作品ではポスターやイラストレーション作品を中心に製作していたということもあり、現代に生きる我々から見ても親しみやすいものが多いのが大きな魅力の一つと言えます。実際に彼が頭角を表したのは、「ジスモンダ」という舞台のポスターを描き、それが大変な人気を博したことによるものであったとか。

出世作となった「ジスモンダ」のポスター


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その他にも様々なポスターやイラストレーションを手がけており……

JOB社の煙草


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『秋』(装飾パネル連作『四季』のうち一つ)


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彼の描く作品には、モチーフとして宗教的示唆を孕むものが多々見受けられますが、それを彼なりに解釈し芸術的な平面作品として昇華させていることがよくわかります。
装飾を取っても、細部の描き込みを見ても、彼がどれだけ高い集中力を持って描画に取り組んでいたのかが自然に伝わってきます。だからでしょうか、彼の作品はずっと見ていられるんですよね。

20世紀に入ってからは”民族主義”的作品も多々……?


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芸術家としての名声を確立したミュシャは、1910年に母国チェコへ帰国。その頃から作風に変化が見られるようになります。チェコ国民としての強い自負を持っていた彼は、スラブ民族の空想の歴史を描いた連作『スラヴ叙事詩』を完成させたり、プラハ市庁舎のホール装飾を手がけたり、国家の一体感への強いこだわりを作品で表現する向きが非常に強くなりました。

第一次世界大戦直前の当時、チェコ・オーストリア地域は民族的自我と国家の対立とが複雑に絡み合っていました。そんな時代に、ミュシャも母国チェコへの強い愛着を示さずにはいられなかったのでしょうね。

ミュシャが制作したチェコスロバキア共和国初の切手(1918)


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前期と後期とで彼の作品の傾向は大きく異なります。前者は商業的な向きが強く、時代が進むにつれて彼自身の想いを表現する媒体としての絵画作品、と言えるでしょうか。どの時期の作品を好むかは鑑賞者にもよるかと思いますが、ただきっとあなたのお気に入りの一枚が見つかる。そう確信せずにはいられないほどに偉大で、本当に素晴らしいアートを作り続けていた芸術家と言えますね。

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