2016/04/14
文芸/Book

子どもに語る グリムの昔話(佐々木梨代子・野村ひろし訳)~人間関係に行き詰まったら読みたい一冊~

「グリム童話」に皆さんはどんなイメージを持っていますか?

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グリム童話。子どものころに読んだでしょうか、白雪姫やカエルの王様、シンデレラ、ブレーメンの音楽隊もグリム童話です。皆さんはグリム童話にどんなイメージをお持ちでしょうか?子どもが楽しむ昔話?今更そんなもの読んでどうなるの、とお思いでしょうか?それとも本当は怖いグリム童話、大人にも読み応えのある話なのかしら?そんなコワイ話、どろどろしたものはちょっと・・・、と考える人も多いハズ。

子どものころから一度は聞いたことがあるでしょうから、それぞれいろいろなイメージをお持ちでしょう。けれどもじっくりグリム童話をお読みになったことがあるでしょうか?皆さんには、そんな先入観を一切振り払って、この本を手に取って読ん出頂きたいと思います。そこには想像もしていなかった、たくさんのキャラクターが生き生きと暮らしています。
どんなに過酷な運命に会おうとも、またどんなに追い込まれても希望を捨てず、生きることを選択し、生き抜いていこうとする彼らに、きっと励まされることでしょう。

現代社会に通ずる考え

Photo credit: Alpha 2008 via Visualhunt.com / CC BY-NC-ND

沢山の情報にあふれている現代社会。昔話の時代とは異なって、ゆったり過ごす時間も持てない毎日ですね。あふれている情報に振り回され、なおかつ日常生活でも仕事上でも対人関係には気を遣いまくって疲弊している毎日。グリム童話の世界に浸って、人間の感情もじつはとてもシンプルで、今も昔も変わらないことに気づかされることでしょう。なんとなく行き詰っている人たちにも、トラブルを真正面からとらえるのではなく、とんちをきかせて、さらっと生き抜いていける知恵をどうかこの本から受け取ってもらいたいと思います。

書籍情報

子どもに語る グリムの昔話

ジャンル: 童話

著者: ヤーコプ グリム (著), ヴィルヘルム グリム (著), 佐々 梨代子 (翻訳), 野村 ヒロシ (翻訳)

発行日: 1990/11

発行元: こぐま社

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