2016/04/15
文芸/Book

ホーンテッド・キャンパス(櫛木理宇)〜日常ホラーと青春ラブの融合〜

大人気青春ホラー、実写映画化も決定!

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Image via Amazon

2016年、 中山優馬さん主演で映画化も決定しているこの本の見所はなんといっても、ラスト。ただ怖いだけではなくて最後には必ず救いがあります。恐怖にみまわれるタイプのホラー小説ではなく、怪奇現象を解決するタイプのホラー小説になってます。

主人公の八神森司と彼が思いを寄せる美少女灘こよみちゃんの甘酸っぱい恋模様。絵に描いたような草食男子な主人公にもどかしい反面、胸キュン間違いなしです。最新刊は初の長編となっており、読みごたえ抜群です。

キャタクターの中ではやはり、ヒロインこよみちゃんが魅力的です。気が利いて、優しくて、ちょっと損しがちな性格かもしれませんが、それが浮世離れした美少女のアクセントになってます。そんな女の子ってちょっと憧れちゃいますよね。

また、彼らを取り巻く個性的な先輩達。サブ主人公の立場の彼ら。舞台が東北だからか、名家の因縁が、やや時代錯誤気味、恋のライバルから以前色々あった人達。特に以前登場した懐かしいキャラクターが出て来ると、初登場時の話を読み返したくなります。

気楽にスルスル読むのに最適

作家の櫛木理宇さんの文体は普通の話し言葉で読みやすく、スルスル読めるのが魅力だと思います。普段なかなか時間が取れない方にとっても、一話完結型は読みやすいと思います。お気に入りの回は何回でも読み返して意味を深く考えたくなるような展開です。

時代に深く関わる話も大きく、作中に多くの怪奇現象の知識、怪奇小説のタイトル、作家名が登場します。興味がある方に特にオススメです。

背筋が凍る様なホラーシーン、胸キュンのほのぼのシーン、思わず目頭が熱くなる様な感動のラスト。その全てを楽しみたい方には、文句なしにオススメです。

書籍情報

ホーンテッド・キャンパス

ジャンル: ホラー小説

著者: 櫛木理宇

発行日: 2012/10/25

発行元: 株式会社KADOKAWA

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