2016/04/30
アート/Art

鉄工所がオープンアクセス型のアートファクトリーに 目標金額突破済みのクラウドファンディングプロジェクト『BUCKLE KOBO』

2016年4月現在、コレクター募集中

国内向けクラウドファンディングサービス「Motion Gallery」にて、既に58人のコレクターによって目標金額200万円を突破したプロジェクトがある。『BUCKLE KOBO』と名付けられたそのプロジェクトは、京浜島にある二階建ての鉄工所をあらゆるアーティストが利用可能なオープンアクセス型の制作工房・滞在スペースとしてリニューアルするという。

ちなみに、ファンディングは5月末まで行われている。

京浜島は国際的なフロンティア

3935737851_d58314e89e_oPhoto credit: 4563_pic via Visual hunt / CC BY-NC-ND

京浜島は周辺を海に囲まれており、すぐ近くに羽田空港をのぞむ工業地域である。そうした地理的特徴と鉄工所の特徴を活かし、音を気にしないでできる作品の制作作業と国内外のアーティストたちの集結による様々な文化の発信を両立できるという。

同プロジェクトは、Motion Gallery内のプレゼンページで以下のように語る。

湾岸の広大な場所と資源を持ってこそ、東京の他の場所で不可能なことを可能にします。この手付かずのフロンティアこそ東京に新たな息吹をもたらす可能性を含んでいるのです。

Motion Galleryより引用

世界各地には単なる工場地帯をアーティストの手によって開発し、観光客の集まる文化発信地域へと変わっていった地域がいくつもある。京浜島の地理と資源を活かし人々を結び付けていくことで、街・地域の開発からそうした変革を生み出していくことが、このプロジェクトの抱く大きな目標である。

今後の活動について

プロジェクトのページには「建物の一階部分はオープンな作業工房、二階部分はオフィスとアトリエ」とあり、今後の活動の内容についての記述にも、「①”作りたい人”を応援する工房の展開 ②都内初オープンスタジオとして文化発信・国際交流を行う」とある。①と②それぞれが建物の一階と二階に充てられると考えていいだろう。また、作業工房は道具の使い方から制作のアドバイスを行い、月額10,000円(学生は8,000円)で一般開放されるという。まさに”オープン”な作業工房である。

新たな施設や機会というだけではなく、地域の開発やイベントを行うことによって各方面のクリエイターにやりたいこと・やれることの価値を問いかけるものとなっている。興味のある方には是非プレゼンを見てほしい。

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