2017/06/01
展示会・展覧会レポート/Report

今話題の、「多治見市モザイクタイルミュージアム」に行ってきた!

今話題の、「多治見市モザイクタイルミュージアム」に行ってきた!

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みなさんこんにちは。

この絵本の世界に出てきそうなメルヘンな建物。知っていますか?

この建物は岐阜県多治見市にある 多治見市モザイクタイルミュージアム

現在多くの雑誌で取り上げられ、岐阜の観光スポットになっているんです。

岐阜県多治見市はやきものの町として知られていますが、ここ笠原市はモザイクタイルの生産量日本一を誇っています。

そのモザイクタイルに焦点を当てたのがこの「モザイクタイルミュージアム」

 

ということで、筆者もその実態を調査すべく、今回車を走らせました。

気になる外観から、中の展示まで余すところなく実況します。

今回は「美術館レポ」&「旅記録」という形でご紹介。

では、さっそく行ってみましょう!

 

「多治見市モザイクミュージアム」へのアクセス

場所・アクセスについて簡単にご紹介します。

モザイクタイルミュージアムは岐阜県多治見市笠原町にあります。

アクセス方法は主にこちらの2つ↓

 

公共交通機関

 名古屋市内からJR中央本線で約40分 ¥670

 多治見駅南口を出て、「多治見駅前」2番バスのりばから東鉄バス笠原線『東草口行き』『曽木中切行き』または『モザイクタイルミュージアム行き』に乗車、「モザイクタイルミュージアム」下車。(駅からの所要時間:約17分)¥350

 

バスの時刻表・料金についてはこちらをご参照ください↓

http://www.tohtetsu.co.jp/rosen/timetable/index.html#01

 

多治見ICから約25分。

土岐南多治見ICから約15分。

名古屋からだと中央自動車道経由で約55分。

電車と所要時間はあまり変わりませんが、名古屋方面に帰られる方は渋滞に注意が必要かもしれません。

 

今回は豊田市から出発し、車を選択。

豊田市内を14:30に出発して、途中休憩を挟みつつ、15:30に到着しました。

 

気になるあの「外観」をチェック!!

モザイクタイルミュージアムといえばやはりあのメルヘンな外観

一体本物はどんな感じなの?

周りは全部草原に囲まれてるの?

と不思議に思っていました。

ミュージアムは2つの川に挟まれ、古い商店と現在の住宅に囲まれた街の中心にありました。

すぐ側には笠原市の中央公民館と体育館。それに保育園も。

 

「本当にここにあるの…?」

と不安になりながら車を走らせていると、本当にあの写真の通りの建物が!!

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あまり広いとは言えない駐車場に続々と車が入っていきます。

車を降りると他にもたくさんの観光客が。

子供連れの方も多いですが、何と言っても

 

若者が多い…!!

 

さすが今話題のスポット。デートや男女のグループで来ている人の多さにびっくりしました。

 

さて、気になる外観についてご紹介。

周りは全部草原に囲まれてるの?

と思っていましたが、実際は建物の周辺だけ芝生になっています。

しかも、大きな窪地になっていて、だから写真だと広〜い丘の上に立っているかのように見える!

一つ謎が解けました。

 

外観のデザインは、タイルの原料を掘り出す採土場をイメージしているんだとか。

そう言われるとこのデザインの謎も解けます。

外観の壁面にはお茶碗のかけらなど、古いタイルが埋め込まれていて、近くで見るとより面白いポイントがたくさん見つかる建物です。

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ミュージアムに入る前にやっぱりここに来た皆さん写真を撮ってます。

筆者も負けずに撮りまくります。ですが、写真を撮った後、まず困ったことが、、、

 

入口が分からない…!!

 

建物の下に小さく見える可愛らしいあのドアが入口なのか?

というか他にドアらしきものもないし、、

芝生には入口に向かってタイルが敷かれています。

なのでとにかくそこを進む。

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ドアの前に到着、そのドアを開けようとした瞬間、

 

ウィ〜〜ン♪

 

な、な、な、なんと、自動ドア!!

可愛い見た目だけどそこはハイテクなの…!!?とびっくり。

女性の背丈でもちょっと頭がつきそうなくらい、小さいドアをくぐって建物に入る瞬間、

なんだか秘密基地に入っていくようで、本当に絵本の中の小人になったような気分になりました。

 

入場料・展示内容は?

入ってすぐ目の前にチケット売り場があるので早速チケットを購入。

1階フロアはミュージアムショップとタイル貼り体験の工房になっているようで、そちらも気になりましたが

「まず4階に上がって、1階ずつ降りていく形でご鑑賞ください」

と案内されました。

入場料は下記の通り。

 

  • ・個人 300円
  • ・団体(20名以上) 250円
  • ・高校生以下は無料
  • ・療育手帳、身体障害者手帳、精神障害者手帳をお持ちの方、及び、その付き添いの方1名は無料。

 

4階に上がる階段は登り窯をイメージして設計されており、土の温もりを感じられる空間になっています。

 

4階展示室

4階の展示室にやって来ました。

入ってすぐ目の前に広がる光景は、全てがタイルでできた空間

 

カポ〜ン♪

 

と桶の音が聞こえて来そう。思わず銭湯を思い浮かべてしまいます。

建物の天井には大きな円形の吹抜けが。

そして、こちらのミュージアムのもう一つの見どころである、タイルのカーテンがあります。

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吹抜けからは日光が降り注いで、タイルが優しく光を跳ね返します。

雨に濡れても大丈夫な、タイルの特性を生かした展示空間になっているんですね。

 

展示室の壁面にはたくさんのタイル作品が埋め込まれています。

とにかくどこを撮っても可愛いので、ここに来る皆さん写真を撮っていらっしゃいます。

大きなマリリンモンローのモザイクタイルや、

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レトロさを感じる絵タイル

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見ていて涼しくなる鯉の群れ

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壁面いっぱいに敷き詰められたタイルは、もはやアート!!

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新しいタイルの魅力を感じることのできる空間になっています。

実はこれらのタイルはみんな地元の人々が収集していたものなんです。

銭湯の仕切りや古民家にあった流し台など、建物と一緒に失われていくタイルを保存したいという思いから、約1万点を収集し、このミュージアムを建てるきっかけになったんだとか。

 

中にはこんな本当に古い陶器製の便器も。

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こういう空間で展示されていると唯の便器なのに、なんだか現代アートに見えてきます。

ちょうど近くにいた、男女グループで来た女の子もこんな事を言っていました。

 

「これってさ、アートだよね。何かこういう作品作ってた人居たよね。確か、、、

えーと、誰だっけ、、マルセル・デュシャン!!」

 

今の時代、若い子でも、全然美術に興味無さそうな子でもマルセル・デュシャンを知っているんですね。。。

何気に筆者の今日イチ驚いた出来事でした。

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タイルのカーテンも近くで見るとちゃんと一つ一つが形も色もそれぞれ違うタイルでできているんです。

自然と空を眺めながら、会話が弾みそうな空間。本当にデートスポットにオススメです。

 

3階展示室

3階の展示室では実際にタイルの作り方を紹介しています。

特に、こちらのタイル型の展示が圧巻でした。

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これらの木型は「貼り板」と呼ばれるもので、

ここにタイルを入れて、木の枠を振ると自然とタイルがはまるという仕組みになっています。

年季の入った木型がずらり。これだけでもちょっと惚れ惚れしてしまいます。

何だか和菓子の型を見ているようです。

 

2階展示室

2階の展示室は実際に生活空間にタイルを取り入れたいという方にオススメ。

多治見市笠原町のタイルメーカーの自信作がずらっと並んでおり、

豊富なサンプルとともに、プロの方が相談に乗ってくださいます。

テーブルにもさりげなくタイルが使われていたり。

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現代タイルの魅力も感じることができるミュージアムになっているんですね。

 

1階フロア

1階フロアに戻って来ました。

最初入った時にすぐ目の前にあってずっと気になっていたものがあります。

この、全面タイルでできた車!!

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こちらの車、過去に開催されたワークショップで制作されたものなんだとか。

たくさんの人が一斉に貼り付けただけあってデザイン云々はちょっとあれですが、、

総重量…一体いくつ…?

ついそっちが気になってしまいました。

 

体験工房でお土産作りも◎

奥にある工房ではワンコインタイル貼り体験ができます。

好きな小物に自分で選んだタイルを貼り付けて、お土産として持ち帰ってみてはいかがでしょうか。

 

土日祝日限定で、1日一回「張り板」を使った「張り子体験」も開催しています。

平日は「目地込体験」も開催。灰皿や木製トレーにタイルを貼り、初心者の方でもスタッフに優しく教えてもらいながら目地込み体験が出来ます。

こちらはご自宅のDIYにも活用できそうな体験なので特にオススメです!

 

気になるミュージアムショップの内容は

こちらのミュージアムショップ、「モザイクタイルのミュージアム」だけあって、タイルがずらーり

タイルを使ったアクセサリー

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こちらは地元の七宝社さんのイヤリング・ピアス

色といい、タイル独特のつや感といい、これからの季節にぴったりのアクセサリー。

筆者も思わず購入してしまいました。

一点ものの可愛い動物モチーフのブローチなどもあります。

 

おしゃれなタイルや

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レトロタイルの詰め放題もあり、

お家のインテリアにも取り入れられそうなアイテムが豊富に揃っています。

 

まとめ

今若者の間で大注目のスポット「モザイクタイルミュージアム」は期待を裏切らないとっても素敵な場所でした!

恋人と行っても、友達と行っても、きっと素敵な思い出ができることでしょう。

交通費は別にしても、この内容を300円で見られるのは本当に安いと思います。

皆さんも是非チェックしてみてくださいね。


多治見市モザイクタイルミュージアム

HP:http://www.mosaictile-museum.jp/

所在地:〒507-0901 岐阜県多治見市笠原市2082-5

開館時間:9時~17時(ご入館は閉館の30分前まで)

休館日:月曜日(休日の場合は翌平日)※年末年始:12/29~1/3

お問い合わせ:0572-43-5101

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