2017/06/02
レジャー

2020年初頭、愛知にオープン予定「ジブリパーク」の裏事情に迫る!

2020年初頭、愛知にオープン予定「ジブリパーク」の裏事情に迫る!

6月1日、愛知県長久手市にある「EXPO’06 愛・地球博」の跡地「愛・地球博記念公園」「ジブリパーク」が建設されるというニュースが発表されました。

 

 

愛知県とスタジオジブリが共同で行うこの事業、具体的な構想が殆ど発表されていない為、SNS等ではファンの妄想が膨れ上がっていますが、一体今後はどうなっていくのでしょうか。

まだまだ完成度未知数「ジブリパーク」について、現在出ている情報をまとめてみました。

愛知県 大村都知事の会見内容

6月1日、愛知県の大村秀章知事が「ジブリパーク」の建設についてスタジオジブリ大筋で合意、この計画について意気込みを語りました。


「二〇〇五年に開かれた愛・地球博は環境、人、生き物、地球への愛がテーマだった。私もジブリ作品のファンだが、その世界観はまさに万博の理念に一致する。ジブリの世界を広げていくことが理念の継承、レガシー(遺産)を進化させることにつながる。」

 

計画の具体的な内容については以下のようにコメントしています。

 

・手始めに「となりのトトロ」の世界観を再現した「トトロのふるさと村」をつくる


「トトロはみんなに愛されているキャラクターで、公園には森もある。子どもから大人までが楽しめるファンタジーの世界を創造したい。ジブリ作品は世界に通用する日本で唯一といっていいコンテンツ。クールジャパンそのもの。国内外に発信していきたい。」

 

・建設に際して木を伐採し、森を切り開くことはない。万博の理念に基づいて、自然や森を生かす

・公園全体を使うのではなく、自由に入場できる公園の中に、ジブリの施設が点在する形をイメージしている

・施設は造るのにお金がかかる為、敷地内に十カ所くらいある愛・地球博のパビリオン跡地を活用したい

・県は公園事業者としてできることをやり、アトラクションは民間にやってもらう。官民合作で役割分担する

 

スタジオジブリとの交渉経緯

 記念公園には「サツキとメイの家」が万博のレガシーとして残り、一五年には「ジブリの大博覧会」を開いた。そのころから、鈴木さんとは話をしていた。都内のジブリ本社や「三鷹の森ジブリ美術館」も訪れ、宮崎監督にもお会いした。

 

 昨日(五月三十一日)、鈴木さんと会って、じっくり話し、こういう形で会見して対外的に表明することを確認した。一歩一歩進めていく。

 

まだ契約文書を交わした訳ではなく、大筋で合意したにすぎないですが、こういう発表の機会は増えていくようです。

一体どんな計画になっていくのか、スタジオジブリ側も「これから具体的な構想について検討していく」としています。

 

「#こんなジブリパークは嫌だ」止まらないファンの妄想

この発表を受けて全国のジブリファンがSNS上#こんなジブリパークは嫌だとツイートし、一気にトレンド入り。

ファンでなくても頷ける大喜利の数々。

 





 

全国のジブリファンの反応に対し大村知事は↓

喜んでる場合じゃない。。。

着工前に行っておきたい「サツキとメイの家」

万博閉幕後も敷地内にそのまま残り、予約制で見学が可能となっている「サツキとメイの家」

着工期間に入れば、入場できなくなる可能性もあります。

そうなる前に一度訪れてみてはいかがでしょうか。

640px-Satsuki_and_Mei's_House_01

 

「ジブリパーク」計画、複雑に絡む愛知の経済事情

愛知の観光事業が抱える問題

愛知の観光事業が大きく抱える問題として、以下の二つが挙げられます。

 

「集客力のある観光地がない」

「観光施設が密集する土地がない」

 

「愛知」「名古屋」と聞いてどんな観光地を思い浮かべますか?

「名古屋城」「名古屋ドーム」、コスプレサミットで有名な「大須商店街」

具体名は挙げられますが、全国的な人気を誇る観光スポットは無いに等しいです。

実際に、こんなデータも出ています。

 

都市ブランド・イメージ調査結果 – 名古屋市

http://www.city.nagoya.jp/

 

「行きたくない街ナンバーワン」の名古屋

昨年、名古屋市はインターネット上で「都市ブランド・イメージ調査」を実施。

東京23区、札幌、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡の国内の主要8都市の住民各418人に調査したところ、

「買い物や遊びで訪問したい街」でトップに立った京都市の37.6ポイントに対し、名古屋はわずか1.4ポイント。

「国内主要8都市で行きたくない街ナンバーワン」を自ら公表した名古屋市。

自主的に調査してこの結果。。。もはや自虐ネタとしか言えません。

 

観光地と言えるスポットがあるにはある、しかし、一つの土地に集中している訳ではなく、どれも分散しており、一日ではまわれなかったり、交通が不便だったり、それも観光客が来ない理由の一つと言えます。

金沢や、東京横浜のように、集客力のあるスポットがどこか一つでもあれば良いのですが、、現状それがない状態です。

 

唯一名古屋が誇れるもの、それは「名古屋飯」

手羽先、味噌、ナポリタン、きしめん、エビフライ、小倉トースト、モーニング文化、、、

観光スポットはそんなにないけど名古屋飯なら全国に誇れる。

逆にそれしかありません

 

国内外に多くのファンがいる「スタジオジブリ」

その集客力は4月にオープンした「レゴパーク」などと比べても絶大なものでしょう。

今回の「ジブリパーク」建設事業はこういった問題を解消する為とも考えられます。

 

今なお続く「跡地」問題

どこの万博開催地も必ず抱えると言って過言ではない「跡地」問題

「愛・地球博」も決して例外ではありません。開催前からも言われてきた事ですが、現在も大きな問題となっています。

大阪万博の開催跡地「万博記念公園」のように、「太陽の塔」といった有名な記念碑的モニュメントも特になく、

ファミリー向けに小さな遊園地、プール、スケートリンク等を設置し、何とか現状を保ってはいますが、大半の土地が閉幕後、ただの更地として残されたままです。

現在も活用しきれていない、広大な更地問題

Before

After

万博閉幕後のこの何も無さ…

 

「森にお帰り…」モリゾーとキッコロ、彼らの帰る場所は?

もともとのイメージキャラクターである彼らの行く末にも不安が残ります。

 

「愛・地球博」のイメージキャラクターである、モリゾーキッコロはもともと「海上(かいしょ)の森に住む妖精」という設定。

彼らの帰る森は大人の事情によって無くなってしまうのでしょうか。

 

 

「瀕死のレゴパーク」にさらなる追い討ち

飲食物の持ち込み不可や、入場料、パーク内の食べ物の価格が全体的に高いことからオープン早々、不評に晒されている「レゴパーク」

そこに追い打ちをかける形になった今回の「ジブリパーク」計画発表。

今後「レゴパーク」がどうなっていくのか。そこも気になる所です。

2008年に耐震偽装が発覚し閉園に追い込まれた「イタリア村」二の舞にならないとも限りません。



「ジブリパーク」具体的に今後どうなる…?

「森を破壊しない、無駄な新設工事をしない。」一体どこまで…?

「今ある森林をそのまま残し、無駄な新設を行わない方向で」進める方針との事ですが、大規模工事無しのテーマパーク建設など有り得るのでしょうか。

しかし多くのジブリ作品から私たちが学ぶのは「日本の原風景」「人間の愚かさ」「自然の大切さ」でもあります。

これらのツイートに共感される方も多いのではないでしょうか。

 

このイメージを崩さずにジブリの世界観を忠実に再現しているのが「三鷹の森ジブリ美術館」です。

ですが敷地面積的にも違いがありすぎます。

「200ヘクタール」もの土地を全てジブリの世界にする事は可能なのか?

記者会見で大村知事はパークの全体像について、

 

「分からない。完成なんてないのかもしれない。」

 

とコメントしています。

 

具体的な情報がまだ少ないだけに期待ばかりが膨らんでしまいますが、

三鷹の森ジブリ美術館と具体的にどんな違いがあるのか、そこも含め今後注目していきたいです。

 

まとめ

発表後、すでに大きな話題となっている「ジブリパーク」

ファンの妄想は膨らむばかりですが、実際どうなっていくのか、期待も大きいとそれだけ不安も大きくなります。

今後の最新情報が今回のように大村知事の会見なのか、それともスタジオジブリ側からも発信されていくのか。どこから飛んでくるか正直分からない今、

TOKYO FMを始めJFN38局で23時からOA中、

スタジオジブリ プロデューサー鈴木敏夫のラジオ「ジブリ汗まみれ」も欠かさずにチェックしたいところです。

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」

http://www.tfm.co.jp/asemamire/

今年7月8日にはスタジオジブリ最新作「メアリと魔女の花」も公開されます。

日本が誇る「スタジオジブリ」が今後どうなっていくのか、、、とにかく今後もジブリから目が離せません。

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