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スペインのおすすめ美術館7選

ベラスケス、ピカソ、ダリ…
数々の巨匠を生んだ”芸術の都”スペイン

イタリア、フランスと並んで、その美術の歴史が長いスペイン。

ベラスケスといったハプスブルク王朝の宮廷画家や、ピカソ、ダリといった多くの有名画家を排出してしてきたスペインは、他の国では見ることのできない素晴らしい美術品を多く保存している他、ガイディといった名建築家の建物が残る国としても有名です。

今回はそんなスペインの有名美術館7選をご紹介。
スペインに行く前に、行きたい美術館をチェックしておきましょう。

 

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1.プラド美術館

マドリード

スペインで必ず訪れたい美術館No.1!
プラド美術館

”芸術の街”マドリードにある世界三大美術館の1つプラド美術館には、芸術大国として知られるスペインの、歴代王家のコレクション3000点以上が所蔵されています。

教科書にも載っている有名絵画が多く飾られていますが、中でも絶対に見ておきたい作品は、ゴヤ作『マドリッド 1808年5月3日』や『裸のマハ』・『着衣のマハ』。ヒエロニムス・ボス作『快楽の園』。ベラスケス作『ラスメニーナス』です。

特に、スペインの宮廷画家として活躍したベラスケス作品の所蔵数は世界一。美術館内は広く、コレクション数も膨大な規模がありますので、有名作品を見逃さないよう行く前に必ずチェックしておきましょう。

プラド美術館(Paseo del Prado)

住所 C/ Ruiz De Alarcon 23, Madrid

開館時間 10:00〜20:00/(日曜日・祝日~19時)

休日  1/1、5/1、12/25

料金 €15

公式HP www.museodelprado.es/en

 

 

2.ソフィア王妃芸術センター

マドリード

「ゲルニカ」は見逃せない!
ソフィア王妃芸術センター

マドリード3大美術館の1つ、ソフィア王妃芸術センター。
スペインのモダンアートの3大巨匠とされるピカソ、ダリ、ミロに始まり、20世紀のスペイン現代美術の代表的な画家の作品を所蔵しています。

中でも注目の作品は、ピカソ作「ゲルニカ」。
スペイン内戦中に空爆を受けたゲルニカという町の様子が、縦3.5m、横7.8mの巨大なキャンバスに、ピカソの独特なタッチで表現された名作です。

プラド美術館から歩いて10分程度にあるのも魅力の1つですが、無料開放時間に合わせて行けば、なんとこれらの名画を無料で見れるので、スペインを訪れる際には必ずチェックしておきたい美術館です。

ソフィア王妃芸術センター
( Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofía)

住所 Calle de Santa Isabel, 52 Madrid (日)

開館時間  (火~土) 10:00~21:00(日・祝~19:00) /日 14:30~ゲルニカのある2階と特別展のみの見学

休日  1/1・6、5/1・15、11/9、12/24・25・31、祝日

料金 €8

公式HP http://www.museoreinasofia.es/

 

 

3.ティッセン=ボルネミッサ美術館

マドリード

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ソース

個人でのコレクション数は世界第2位!
ティッセン=ボルネミッサ美術館

ティッセン=ボルネミッサ美術館は、オランダ生まれの富豪、ティッセン=ボルネミッサ男爵家の膨大なコレクションの数々をスペイン政府が買い上げ、美術館として公開している施設です。

そのコレクションの数は、イギリスのエリザベス女王に次ぐ世界第2位とされ、13世紀から20世紀にかけての幅広い年代の作品を堪能できる美術館です。

ここで必ず見ておきたい作品は、フィンセント・ファン・ゴッホの作「オーヴェル近郊ヴェセノの眺め」。

ヨーロッパで普通に見られる景色を切り取った、どこかノスタルジーを感じる作品で、油絵ならではの厚みを感じるのが魅力です。

ティッセン=ボルネミッサ美術館
(Museo Nacional Thyssen-Bornemisza)

住所 Paseo del Prado, 8, 28014 Madrid, 

開館時間 (月)10:00~16:00、(火~日) 10:00~19:00

休日  1/1、5/112/25

料金 €12、

無料開放日 月曜12:00~16:00

公式HP http://www.museothyssen.org

 

 

4.バルセロナ現代美術館(MACBA)

バルセロナ

スペインで現代アートを楽しむなら
バルセロナ現代美術館

バルセロナ現代美術館、通称MCBA(マクバ)は、1995年にオープンしたコンテンポラリーアートの美術館。

世界的に有名なアメリカ人建築家リチャード・マイヤーの設計で、バルセロナを代表する近代建築の一つとしても知られています。

外観も美しい美術館ですが、中に入ると、白を基調とした開放的な空間が広がっており、展示内容によって空間の印象が大きく変わる設計になっています。

館内の展示は常時展示と企画展示に分かれており。スペイン最先端の現代アートも楽しめる、現代アート好きには特におすすめの美術館です。

バルセロナ現代美術館(MACBA)
(Museu d’Art Contemporani de Barcelona)

住所 Plaça dels Àngels, 1、

開館時間  (月~金) 11:00~19:30(土) 10:00~21:00(日、祝日) 10:00~15:00)

休日  火曜日、1/1、12/25

料金 €10

公式HP http://www.macba.cat/

 

 

5.カタルーニャ美術館(MNAC)

バルセロナ

ロマネスク美術とバルセロナの絶景を堪能
カタルーニャ美術館

カタルーニャ美術館は、スペインのバルセロナにある国立美術館です。
中世から20世紀までのカタルーニャ美術を中心としたコレクションで知られています。

特に11~13世紀のロマネスク美術、宗教画を中心にゴシック期の美術品が多く展示されている他、スペインを代表する建築家ガウディのデザインした家具が全て見られるのもこの美術館の特徴です。

また、敷地が広大なため、入館チケットはなんと買った日から1ヶ月以内にもう1度入場できるシステムになっています。
美術館から見下ろす街の風景はとにかく絶景です。

カタルーニャ美術館(MNAC)
(Museu Nacional d’Art de Catalunya)

住所 Palau Nacional Parc De Monjuic, Barcelona

開館時間  (火~土) 10:00~18:00(日・祝~20:00) (5~9月~20時)

休日 月曜日、1/1、5/112/25

料金 €12

公式HP http://www.museunacional.cat/ca

 

 

6.ダリ劇場美術館

フィゲラス

ダリの世界観が爆発!
ダリ劇場美術館

バルセロナから電車とバスを利用して約1時間、ダリが幼少期を過ごしたフィゲラスという街にダリ劇場美術館があります。

ダリが設計から全てを監修したこの美術館には約1万点以上のダリ作品が展示されています。

どの展示室もダリのシュールレアリスムの世界観が全開。美術に詳しくない人でも楽しめる美術館としてもおすすめです。

時間に余裕のある方は、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

ダリ劇場美術館(Placa de Gala-Dali)

住所 Placa de Gala-Dali 5, 17600, Figueres, Spain

開館時間 季節により異なる

休日 7〜9月は無休,それ以外は月曜休み

料金 大人14€/小人10€

公式HP https://www.salvador-dali.org/en/museums/dali-theatre-museum-in-figueres/

 

 

7.ビルバオ・グッゲンハイム美術館

ビルバオ

美術館建築の最高峰
ビルバオ・グッゲンハイム美術館

ビルバオ・グッゲンハイム美術館は、ビルバオ(スペイン西北部)にある近現代美術専門の美術館で、アメリカのマンハッタンにあるソロモン・R・グッゲンハイム財団が設立したグッゲンハイム美術館の分館のひとつです。

建築家のフランク・ゲーリーが設計を担当した美術館の建物は、現代建築でもっとも称賛される作品のひとつであり、「この建物についての評価で批評家・学者・公衆が完全に一体となる稀な瞬間」があるとしてその建物は「建築文化における注目に値する瞬間」として称えられています。

野外彫刻作品には、ジェフ・クーンズの作品「PUPPY」と、六本木ヒルズでもお馴染み、ルイーズ・ブルジョアの作品「MAMAN」が展示されている他、企画展では世界的に有名な現代アーティストの個展を多く開催しています。 

ビルバオ・グッゲンハイム美術館
(Guggenheim Bilbao Museoa)

住所 Avenida Abandoibarra 2, Bilbao

開館時間  (火~日) 10:00~20:00

休日 月曜日(7・8月は開館)、1/1、12/25

料金 €13

公式HP http://www.guggenheim-bilbao.es

 

 

ヨーロッパ諸国への渡航には欧州渡航情報・認証システム「ETIAS(エティアス)」の取得が必要になります。渡航1ヶ月前からの申請を推奨します。

 

 

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