2016/02/03

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東京藝大生のアニメーション作品『就活狂想曲』を見ると、就職活動がめちゃくちゃ怖くなる件

ESを書いて、面接を100社受けて……『ニッポン式就職活動』ってどうなの?

『就職活動』と聞くと皆さん、どんなイメージを持っていますか?

周りから浮かないように同じようなリクルートスーツを着て、面接のために笑顔を練習して、内定のために人事にこれでもかと自分の経歴をアピールする……

どちらかというと、ネガティブなイメージを持つことの方が多いのではないでしょうか。そんな就活に潜む『狂気』のようなものをアニメーションで表現した作品があるんです。

アニメーション『就活狂想曲』

まずは作品をご覧ください。

どうでしょう、どこかおどろおどろしさを感じませんか……?

この作品の監督をされたのは、東京藝術大学大学院映像研究科に通われていた吉田まほさん。現在はアートディレクターとして活躍しているそうです。

作者の吉田まほさんのコメント

「就活狂想曲」は読んで字の如く、現代の就職活動をテーマにした作品です。

自分の経験や印象、また同世代の友人の話などから着想し、その奇妙さを描きました。

主人公は日々を何となく過ごしてきたごく普通の大学生です。友人たちの雰囲気に流され、わけも分からず“ニッポン式就活”の渦中へと引きずり込まれて行きます。

全てにおいて形式的で過剰、そんな独特の雰囲気が少しでも伝えられれば幸いです。

(引用元:第24回 CGアニメコンテスト 佳作紹介ページ 作者コメントより)

フランスの映画祭入賞など、国内外からの高い評価

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2012年に発表された『就活狂想曲』、そのクオリティの高さから大きな話題を呼び、日本の文化庁メディア芸術祭などで入選。またフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭で入選するなど世界中から高い評価を得ています。

特に外国の方にとってはこの『ニッポン式就活』というのはとても奇妙なものに思えるのかもしれませんね。日本と海外の就職活動、どちらが優れているかといった議論は少し的外れかもしれませんが、このアニメを見て共感する方が多いというのは少し恐ろしい気もします…..

 

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