赤い靴
草間彌生
作品解説
「霧島アートの森」のアートホールに展示されているのが、この「赤い靴」です。霧島アートの森は、湧水町高原フェスタ彫刻造形展が開催された栗野岳レクレーション村の隣にある美術館で、野外展示作品の充実する野外美術館でもあります。「赤い靴」は草間作品の特徴である原色と水玉模様を大きく用い、女性の自立を象徴したハイヒールを題材にしています。ハイヒールは1983年のアクリル画に登場して以来、草間作品の中では重要なモチーフとなっており、かぼちゃ、帽子に続く繊維強化プラスチックの大作として、この作品で立体化が実現することとなりました。
制作年
2002年
素材/技法
立体作品 強化プラスチック(FRP)
制作場所
日本