シップヤードワークス 船底と穴
Shipyard Works Ship bottom and hole
大竹伸朗
作品解説
『シップヤードワークス 船底と穴』は大竹伸朗の1990年の作品で、瀬戸内海に浮かぶ島全体がアートで溢れる島・直島にあります。大竹伸朗は東京から四国・宇和島への移住をきっかけに、瀬戸内海で多くの作品を制作しています。ベネッセハウスミュージアムの屋上の庭にあるのは「シップヤード・ワークス」の船首部分だけで、 「船底と穴」は「船尾と穴」の船尾の部分は直島の浜辺近くにあります。作品がこれだけ離れた場所に部分だけ展示されるというのは大竹伸朗らしいユニークな発想です。船首はぽっかりと一つ大きな穴が空き、船尾の部分は大小の丸い穴が全体に空けられています。大竹伸朗は巨大なインスタレーション作品やレコードカバーやブックカバーのデザインなど、マルチな分野でアートを発信し続ける現代アート作家です。
制作年
1990年
素材/技法
鉄
制作場所
日本