コンテンポラリーアート

contemporary art
https://i1.wp.com/media.thisisgallery.com/wp-content/uploads/2018/12/0dd213b6682e1a8e13bd14db3a49160f.jpg?fit=700%2C467&ssl=1
コンテンポラリー(contemporary)とは「現代の」、「今日的な」という意味で、パーマネント (permanent)「永久の」 に対する言葉であり、コンテンポラリーアートは、日本語では「現代美術」と訳されます。
日本では和英混じりの「現代アート」と称されることも多く、キャッチーな言葉としてアートマーケットなどで使用される傾向にあります。
特定の時代を限定した言葉ではない「現代」という言葉から、定義が大変難しく、20世紀初頭あたりから生まれた作品傾向を指しています。
同時代性を強く求め、これまでの「美術」や「芸術」における作品概念や固定概念に囚われない前衛的で新しい芸術表現を広く総称して「コンテンポラリーアート」と呼ばれています。
作品を理解するための概念が従来の枠に収まらないため、まずその作品の背景を理解しなければならない場合が多いのも特徴の1つで、時に実在する作品の造形性よりも概念が重要になってくる場合さえもあります。
作品概念そのものが作品の主要構成要素であると見なされるものは特に「コンセプチュアルアート」と呼ばれ、概念が重要になると同時に、美術批評の役割も極めて重要なものになりました。
代表的な作家として「マルセル・デュシャン」「アンディ・ウォーホル」、日本人では「草間彌生」「赤瀬川原平」「村上隆」が挙げられます。