関東 東京の美術館(35件)
  • ワタリウム美術館

    (watari-um museum)
    museumname
    スイスの建築家マリオ・ボッタの設計により1990年9月私設美術館として開館した、現代アートの美術館。
    世界的な視野のもとで建築、写真、映像メディア、デザインなどの展覧会を企画しています。
    展覧会作りの世界的な専門家を招き、コンテンポラリーアートの発展に国際的に貢献しているアーティストの参加を実現。日本やアジアのアーティストについても、丹念な関係構築を図っています。
    展覧会に関連する講演会、ワークショップ、パフォーマンス、コンサート、上映会、ギャラリートーク、子供のための教育プログラム、国内外の展覧会見学ツアーの実施などの活動も精力的に展開。
    国際的アートにおける日本の位置の再検討を迫る場として、高いレベルの挑戦をし続けています。
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
  • 町田市立国際版画美術館

    (Machida City Museum of Graphic Arts)
    museumname
    世界でも数少ない版画専門の美術館として1987年に開館した町田市立国際版画美術館は、奈良時代から現代までの国内外の版画の収集と調査、そして保存を行っています。収蔵作品数は現在3万点以上で、多彩なテーマからさまざまな展覧会を開催しています。収蔵品には歌川広重や葛飾北斎の浮世絵、レンブラント・ファン・レインやアルブレヒト・デューラーの版画のほか、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ルオー、ロイ・リキテンスタインといった近現代巨匠の作品まで幅広く所有しています。また版画等の実技指導、講習会の開催、アトリエ・市民展示室・講堂等の貸出も行う市民に寄り添った美術館です。
    〒194-0013 東京都町田市原町田4-28-1
  • 三菱一号館美術館

    ("MITSUBISHI ICHIGOKAN MUSEUM)
    museumname
    三菱一号館美術館は、2010年東京・丸の内に開館。
    赤煉瓦の建物は、明治27年(1894)の開国間もない日本政府が招致した、英国人建築家ジョサイア・コンドルの設計による三菱一号館を復元したもの。昭和43年(1968)に老朽化で解体された当館を原設計に基づいて復元し、階段部の手すりの石材など保存されていた部材の一部が建物内部に再利用されています。
    コレクションはトゥールーズ=ロートレック、オディロン・ルドン、フェリックス・ヴァロットンなどの作品を収蔵。建物と同時代の19世紀の近代美術を中心に年3回の展覧会を開催するほか、関連イベントや、教育普及活動の実施も行っています。
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2
  • 東京国立博物館

    (Tokyo National Museum)
    museumname
    東京国立博物館は、明治5年(1872)に文部省博物局が湯島聖堂大成殿で開催した博覧会から始まった日本で最も長い歴史をもつ博物館です。明治15年(1882)に上野公園へと移り、現在に至ります。
    展示館は全部で6つあり、本館(日本美術)、東洋館(東洋美術)、法隆寺宝物館(法隆寺献納物)、平成館(1階に考古遺物、2回に特別展展示室)、黒田記念館(黒田清輝作品)、表慶館(特別展展示室)で構成されています。
    日本を中心とした東洋の美術作品、歴史資料、考古遺物などを収集、保管しており、所蔵品は約11万7000件以上、国宝89件と重要文化財643件(2018年3月現在)にも上ります。
    〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館
  • 原美術館

    (Hara Museum)
    museumname
    原美術館は1979年に開館した現代美術専門館です。当時の日本では現代美術を専門にした美術館というのは稀で、また建物は1938年に建てられた洋館でもともとは公益財団法人アルカンシエール美術財団理事長の祖父である実業家・原邦造の邸宅として建てられたものです。洋風邸宅を美術館としたことも当時は貴重な例でした。絵画・彫刻・写真・ビデオ作品など幅広いアート作品を扱っています。館内の至る所に見られる森村泰昌や宮島達男などの日本を代表する現代アーティストたちのインスタレーション作品にも注目です。また原美術館中庭に面したガラス張りのカフェも魅力の一つです。講演会・ワークショップ等に活用できる空間もあります。
    〒140-0001 東京都品川区北品川 4-7-25
  • 佐藤美術館

    (The Sato Museum of Art)
    museumname
    1990年に第一不動産グループ創業者佐藤行雄によって、美術専攻学生への奨学援助や美術を通じた国際交流を目的に設立された財団が発足しました。美術館の運営が同時に始まり、佐藤美術館が開設されます。美術学生の奨学という趣旨のため若手作家の個展、グループ展、卒業制作展、研究発表展に尽力しているほか、高山辰雄、上村松篁、小倉遊亀など日本美術界を代表する現代日本画家50名による自然をテーマとした作品も所蔵しています。これは 1990年に大阪の鶴見緑地で開催された「国際・花と緑の博覧会」のうち「花と緑・日本画美術館」の作品の寄贈を受けたからであり、現在も継続的に、花と緑と自然をテーマとする現代日本画を蒐集しています。
    〒160-0015 東京都新宿区大京町31-10
  • 国立西洋美術館

    (The National Museum of Western Art)
    museumname
    国立西洋美術館は、フランス政府から寄贈返還された松方コレクションを基礎に1959年4月に発足。以来西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館として、展覧事業を中心に、作品および資料の収集、調査研究、保存修復、教育普及、出版物の刊行等を行っています。松方コレクションは印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション。それを基に、ルネサンス以降20世紀初頭までの作品を常設展示として、年間を通じて公開しています。そのほか、欧米などの美術館からの借用作品による企画展を年3回程度開催し、西洋美術の紹介に注力。2001年4月からは独立行政法人国立美術館が設置する美術館の一つとなり、2016年7月には国立西洋美術館を構成資産に含む「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」が、世界遺産一覧表に記載されました。
    〒110-0007 東京都台東区上野公園7番7号
  • 出光美術館

    (Idemitsu Museum of Arts)
    museumname
    出光興産創業者である実業家・出光佐三が長年に亘り収集した美術品を展示するために1966年に開館し、2007年に全面改装されています。日本・東洋の古美術を中心にコレクションを所有し、年5〜6回の展覧会を開催しています。特に出光佐三が最初に目に留めコレクションを始めたという仙厓の画も多く存在します。というまた出光佐三が蒐集したジョルジュ・ルオーの展示室、アジア各地の遺跡や窯跡から出土した陶片室、谷口吉郎氏が設計した茶室「朝夕菴」を常設室としています。また出光興産創業の地である福岡県北九州市の門司港レトロ地区にも分館の「福岡出光美術館」があります。
    〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9階
  • 浮世絵 太田記念美術館

    (Ōta Memorial Museum of Art)
    museumname
    太田記念美術館は1980年に開館し、五代太田清蔵が蒐集した約12
    午前10時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
    〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
  • 東京国立近代美術館

    (The National Museum of Modern Art)
    museumname
    日本で最初の国立美術館として1952年に開館、その後の所蔵作品の増加と企画展の拡充等により1969年に現在の北の丸公園に移転、1977年には工芸館が開館しました。設立当時より同時代の美術をいつでも見ることのできる国立の展示施設として活躍し、現在では13,000点を超える充実のコレクションを持つ国内有数の美術館です。4-2階の所蔵品ギャラリーでは選りすぐりの約200点からなる「MOMATコレクション」展を開催、日本の20世紀初頭から現在に至る、日本画、洋画、版画、水彩、素描、彫刻、写真、映像など多様なジャンルの作品を展示しています。1階の企画展ギャラリーでは、特定のテーマに基づいた国内外の美術作品を展示する企画展を年3~4回開催。2018年には映画部門のフィルムセンターが独立し、「国立映画アーカイブ」として新たな一歩を踏み出しました。
    〒102-0091 千代田区北の丸公園1-1
  • 根津美術館

    (Nezu Museum)
    museumname
    実業家・政治家・茶人でもあった鉄道王の初代根津嘉一郎の所蔵した日本や東洋の古美術品コレクション全4643点を展示するため、邸宅を改装して開館したのが根津美術館です。元は4643点でしたが現在の所蔵数は2016年時点で7420点に上っています。茶道具、仏教絵画、写経、水墨画、近世絵画、中国絵画、漆工、陶磁器、刀剣、中国古代青銅器といった様々な一級品が揃っています。国宝として知られる尾形光琳の『燕子花図屏風』が最も有名ですがその他にも国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件を所蔵しています。また美術館内には日本庭園があり茶室や薬師堂、石仏・石塔・石灯籠も見ることができます。
    〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
  • 国立新美術館

    (THE NATIONAL ART CENTER)
    museumname
    コレクションを持たず、国内最大級の展示スペースを生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす新しいタイプの美術館。国際都市・東京に立地する美術館として、美術を介して様々な価値観に触れる機会を提供し、相互理解と共生の視点に立った新しい文化の創造に寄与します。美術団体等に発表の場を提供する展示会や国内外の新しい動向に焦点を当てた自主企画展、新聞社や他の美術館との共催展など、展覧会事業を中心に事業を展開。展覧会や美術に関する資料の収集・公開や、講演会やシンポジウム、ギャラリートーク、作家トークやワークショップなどアートを楽しみ語りあう場としても機能。インターンシップやボランティア・プログラムを通して、美術館における実践的な活動のサポートも行っています。

    〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
  • 五島美術館

    (The Gotoh Museum)
    museumname
    五島美術館は東京急行電鉄株式会社の元会長・五島慶太がコレクションした、古写経をはじめとする貴重な美術品の数々を展示するために1960年に開館しました。現在の所蔵品総数は国宝5件、重要文化財50件を含む約5000件にのぼります。展覧会を年間6~7回、そのうち特別展を1~2回程度開催しています。五島美術館は国宝「源氏物語絵巻」の原本を所有していることでも有名です。毎年春に公開されています。またもう一つの国宝「紫式部日記絵巻」は秋に、それぞれ1週間程度公開しています。本館は寝殿造の建築様式になっています。敷地は庭園を含めると約6000坪もあり茶室「古経楼」や立礼席「冨士見亭」は現在でも様々な茶会に利用されています。
    〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
  • 東京都美術館

    (TOKYO METROPOLITAN ART MUSEUM)
    museumname
    東京都美術館は1926年、日本初の公立美術館「東京府美術館」として誕生。官展や美術団体、新聞社などの展覧会場となり、芸術家の発表の場として発展していきます。1943年には都制施行により「東京都美術館」と名称変更。1960年代以降は、新しい美術表現を試み既成概念を打ち破ろうとするエネルギーの炸裂の場となりました。1975年には老朽化した旧館に代わる新館が竣工され、専門の学芸員や司書も配置。展示・収集事業とともに造形講座や公開制作などの美術文化事業を推進し、公募展示室、アトリエ、講堂などを貸し出す貸館事業もスタート。今日の公立美術館で広く見られるこれらの機能は、都美術館がその先駆けのひとつです。東京藝術大学をはじめとする美術大学や芸術系高校の卒業制作展などをきっかけに、都美術館で作家デビューや鑑賞デビューをする人も増えていきました。さらに2012年のリニューアルを機に、すべての人に開かれた「アートへの入口」となることを目指します。歴史とともに都美術館の役割は移り変わってきましたが、「世界と日本の名品に出会える美術館」としてアートとのかけがえのない出会いを提供するその魅力は、今後も褪せることはないでしょう。
    〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
  • 山種美術館

    (Yamatane Museum of Art)
    museumname
    1966年に全国初の日本画専門の美術館として開館した山種美術館は、山種証券(現SMBC日興証券)の創業者山崎種二が蒐集したコレクションを展示する場として創立しました。山崎種二は横山大観や上村松園、川合玉堂といった当時活躍していた画家と直接交流を深めながら蒐集しました。近代・現代日本画を中心に約1800余点を所蔵しており、6件の重要文化財も所蔵作品に含まれています。2009年には新しく美術館を建築して移転しています。常設展示は行なっていませんが、展覧会を年5~6回開催しています。ミュージアムショップには館長山崎妙子がプロデュースしたミュージアムグッズもあります。
    〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
  • 東京都庭園美術館

    (Tokyo Metropolitan Teien Art Museum)
    museumname
    1983年に開館した東京都庭園美術館は、建築とデザイン、装飾のトータルな価値を誇る、国際的にも類のない美術館です。その特色は何といっても建物の美しさ。戦前にパリに遊学した朝香宮夫妻の邸宅として、当時最新の建築様式によって1933年に建造されたものです。特に内部のデザインは、壁飾りから家具、照明器具にいたるまでアール・デコとよばれる装飾様式で統一され、そのモダンな優美さは息をのむほどです。主要な内装は当時のフランスを代表する装飾美術家ルネ・ラリックやアンリ・ラパンの、基本設計は宮内省内匠寮の建築家だった権藤要吉の手によるもの。後世に伝えるべき名建築として、2015年には国の重要文化財に指定されました。日本のアール・デコの記念碑として、来館者を魅了し続けています。
    〒108-0071  東京都港区白金台5-21-9