ロシアの美術館(4件)
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エルミタージュ美術館
(Hermitage Museum)エルミタージュ美術館は、サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館で、1764年にエカチェリーナ2世がドイツの画商ゴツコフスキーから美術品を買い取ったのが、コレクションのはじまりになります。当時はエカチェリーナの私的な美術品展示室で一般公開されていませんでしたが、1863年に一般市民にも公開されました。イタリア・ルネサンスはレオナルド・ダ・ヴィンチ やラファエロ 、スペインはエルグレコやベラスケス、フランドル・オランダ画家ならルーベンスにレンブラント、印象派以降はルノワール、モネ、セザンヌ、ゴッホと一級品の作品が並びます。また遊牧民スキタイの残した遺物のほとんどがここに所蔵されています。Palace Square, 2, Sankt-Peterburg -
ロシア美術館
(State Russian Museum)国立ロシア美術館は、ロシア、サンクトペテルブルクにある美術館です。ロシアの美術館中、最大のコレクションを誇ります。本館に使用されているミハイロフスキー宮殿は、19世紀初頭のロシア新古典主義の傑作と言われる建築物です。ミハイロフスキー宮殿のほか、ストロガノフ宮殿、大理石宮殿、ミハイロフスキー城などを別館としています。1895にロシア皇帝ニコライ2世によってロシア最初の国立美術館として開館しました。彫刻、小美術品、絵画、イコン、デッサンなど所蔵品は約37万点以上で現在もその数は増え続けています。カルル・ブリュロフ作の大作「ポンペイ最後の日(1883年)」、レーピン作「ヴォルガの舟曳き(1873年)」などロシア美術の傑作が集います。4 Inzhenernaya Str., St. Petersburg -
プーシキン美術館
(Pushkin Museum)プーシキン美術館は、ヨーロッパ最大、収蔵品の数は約10万点でエルミタージュ美術館に次ぐ世界2位のモスクワにある美術館です。古代エジプトから19世紀初頭フランスまでの各種美術品が所蔵される本館、19~20世紀ヨーロッパ・アメリカ美術ギャラリーと呼ばれる別館、青少年芸術教育センターなどの建物から構成されています。ロシア革命後にモスクワ美術館の名称を経て、1937年にモスクワ出身の詩人アレクサンドル・プーシキンの没後100周年を記念して今日の名前にいたりました。国立西欧美術館から移管された印象派およびポスト印象派のコレクションは、美術館の最大の目玉になっています。Ulitsa Volkhonka, 12, Moskva, Russia, 119019 -
トレチャコフ美術館
(Tretyakov Gallery)トレチャコフ美術館は、1851年にトレチャコフ兄弟が開いた美術ギャラリーから始まった美術館です。 トレチャコフ兄弟によりロシアの様々な芸術家の作品が収集され、現在ではロシアを代表する国立美術館の一つとなりました。 コレクションは13万点にも及び、11世紀以降のロシア美術の傑作を収蔵する、ロシア最大級の美術館でもあります。 特にアンドレイ・ルブリョフの『至聖三者』や、クラムスコイの『見知らぬ婦人』など、見逃せない作品が多いです。 また、美術館の建物は赤と白を基本とし、まるで童話の中から出てきたようで建物自体も楽しむことができます。Moscow, Lavrushinsky Lane, 119017