バウハウス

Bauhaus

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バウハウスは1919年にドイツのワイマールに創立された総合的造形学校です。創設者はドイツの建築家、ヴァルター・グロピウス。バウハウスはドイツ語で「建築の家」という意味ですが、これは中世の建築職人組合「バウヒュッテ (Bauhütte、建築の小屋)」を現代風に表現したものです。
バウハウスでは純粋芸術と工芸技術の発展を目的に、絵画、彫刻、建築、工芸教育に革新的な方法を採用しており、ドイツとオーストリアから多くの学生が集まりました。学生は半年間の準備コースを終えたのち、約3年間、各専門の実地教育を受けることになっていました。

バウハウスのおもな指導者は、グロピウスをはじめ同じく建築家のミース・ファン・デル・ローエ、画家のワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、リオネル・ファイニンガー、写真家のモホリ=ナジ・ラースロー、彫刻家のゲルハルト・マルクス、オスカー・シュレンマーなど、いずれも現代アートに多大な影響を与えたアーティストたちです。

けれど、学校がつくられたワイマールの市民が「革新性」に批判的だったことから、設立後わずか6年でデッサウに学校を移転、その7年後に今度はベルリンに移転しましたが、その翌年にあたる1933年、ナチスドイツによって廃校されました。
廃校後、モホリ=ナジがシカゴに「ニュー・バウハウス 」を設立したのをうけ、グロピウスやミース・ファン・デル・ローエもアメリカに渡り、バウハウスの理念はアメリカで根付くことに。
バウハウスが学校として存在した期間はわずか14年ですが、バウハウスの活動が現代美術に与えた影響はあまりにも大きく、バウハウスの流れを汲む、合理主義的かつ機能主義的な芸術を「バウハウス」と呼ぶこともあります。
なお、ワイマールとデッサウに残るバウハウスの作品群は、1996年に世界文化遺産に登録されました。

関連アーティスト
ワシリー・カンディンスキー,ミース・ファン・デル・ローエ,パウル・クレー,ヨゼフ・アルバース,ヨハネス・イッテン,リオネル・ファイニンガー,ピエト・モンドリアン