ランドスケープデザイン

Landscape Design

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ランドスケープは英語で「風景」や「景観」といった意味があり、せまい意味では景観をデザインすることをランドスケープデザインといいます。
一般的には都市計画や都市公園の設計を指して用いられることが多い言葉ですが、大規模なものに限らず個人住宅のガーデンデザインもまた、ランドスケープデザインと言えます。

ランドスケープデザインが注目されるようになったのは、18世紀のアメリカです。1858年に開園したニューヨークのセントラル・パークは、フレデリック・オルムステッドによって英国風の庭園をイメージして設計されました。
イングリッシュガーデンは風景に溶け込むように庭園をデザインして作り上げますが、この手法を風景式庭園(ランドスケープ・ガーデン)と呼び、学問のジャンルとして確立されます。

以後、世界中で都市計画や公園設計にはランドスケープ・アーキテクチャー(造園)の考え方が積極的に採用されるようになり、国によっては個人の家を建てるときにも資格を持つランドスケープ・アーキテクトが建築の配置を考えます。

その反面、当初のランドスケープデザインはアメリカのデザインがベースになっているため、そのデザインは英国風の庭園がもとになっていました。
けれど、ランドスケープ(風景)はその土地によって異なるもので、ランドスケープデザインもまた、その土地によって異なるのが自然なあり方です。
このため、現在は地域やその国の風景と文化的背景をベースにした、その土地ならではのランドスケープデザインが模索されています。

関連アーティスト
イサム・ノグチ,杉本博司