型絵染 三代澤本寿

会期終了

Information

 
会期2021年9月4日〜2021年12月14日
会場 大阪日本民藝館
入場料 一般710円
高大生450円
小中生100円
(20名以上は団体割引)

※障がいがある方、被爆者の方、特定疾患及び小児慢性特定疾患がある方とその介助者の方(被介助者1名につき1名)は入館が無料となります。窓口で「身体障がい者手帳」「療育手帳」「精神障がい者保健福祉手帳」「被爆者手帳」「原爆手帳」「特定疾患医療受給者証」または「小児慢性特定疾患医療受給券」をご提示ください。また、ひとり親家庭世帯員の方は入館が無料となります。遺族年金等公的年金または児童扶養手当を現に受給しているひとり親家庭の方で都道府県知事等の発行した証明書をご提示ください。
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 水曜日 ただし11月3日(水・祝)は開館
電話番号 06-6877-1971
住所 大阪府吹田市千里万博公園10-5
アクセス ■大阪モノレール/「万博記念公園駅」下車徒歩約15分、「公園東口駅」下車徒歩約10分。
■バス/阪急茨木市駅・JR茨木駅・北大阪急行千里中央駅から路線バスで「日本庭園前」下車徒歩約10分
■お車/万博記念公園内「日本庭園前駐車場」(有料)から徒歩約5分
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公式HP https://www.mingeikan-osaka.or.jp/2021/08/27/秋季特別展『型絵染%E3%80%80三代澤本寿』/

展示内容・解説

長野県松本市に生まれた三代澤本寿(1909-2002)は、染色家として数々の優れた作品を手掛けると共に、信州の民藝運動の普及に多大な貢献を果たした人物です。
三代澤が民藝と出会ったのは、地元の松本商業学校を卒業し、親戚の染料店を手伝う為に静岡に移り住んだ1935年のことでした。近所に住んでいた版画家の小川龍彦を通じて、民藝運動やその同人達と知り合います。同じ年、後に師となる染色家・芹沢銈介の作品を目にした三代澤は、これに強い感銘を受け型絵染作家を志します。主な素材には、染色作業において水を使うことから難易度が高いとされていた和紙を選び、技法と素材それぞれの特色を生かした沢山の作品を生みだしました。
1939年には民藝運動の創始者である柳宗悦と出会い、三代澤は生涯を通して柳を師と仰ぎます。柳もまた若き三代澤に大きな期待と信頼を寄せ、民藝運動の機関誌である『工藝』の他、『諸国の土瓶』、『日田の皿山』といった柳の代表的な著作の装幀を任せました。
1960年代後半以降、柳亡き後の三代澤は次第に民藝運動の中心を離れ、ひとりの作家として新たな道を歩み始めます。この時代の作品には、故郷である信州の山々や野生の動植物、取材旅行として出かけた異国の風景、クラシック音楽など彼の心を震わせた様々なものがモチーフとして登場します。時に愛らしく、時に力強く、多彩な魅力に溢れた作品の数々からは雄大な自然や人々の暮らしに向ける温かな眼差しが窺えるでしょう。
本展では、春季特別展「型絵染 三代澤本寿」をベースに一部作品を入れ替えて、引き続き150点以上の三代澤作品をご覧いただきます。生き生きとした色とかたちに溢れた三代澤本寿の世界を、ぜひお楽しみください。
(公式HPより)

アーティスト

  • 三代澤 本寿

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