赤の力Part2 紅板締め—高崎でよみがえった赤の技法

会期終了

Information

 
会期2021年10月8日〜2021年12月5日
会場 染料植物園 染色工芸館
入場料 一般200円
大学・高校生150円
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方および付き添いの方1名、65歳以上の方、中学生以下は無料になります。
※10月28日(木)群馬県民の日は、無料になります。
開館時間 午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日 10月11日(月)・18日(月)・25日(月) 11月1日(月)・4日(木)・8日(月)・15日(月)・22日(月)・24日(月)・29日(月)
電話番号 027-328-6808
住所 〒370-0865 高崎市寺尾町2302-11
アクセス 電車利用
JR上越新幹線・高崎線、高崎駅西口下車
駅より 市内循環バス「ぐるりん」観音山線で約20分~35分
または、タクシーで5.1キロメートル、約15分

車利用
国道17号からのアクセス
国道17号から、和田橋を渡り直進します。護国神社を過ぎたところにT字路がありますが、そのまま直進します。しばらく坂道に沿って登っていくと、白衣観音の足元に着きますが、そのまま道路をしばらく進むと、Y字路になります。ここを左折し1キロほど進むと、道路の左下に染料植物園駐車場があります。Y字路のところには、染料植物園の看板があります。
また、国道17号と和田橋の道路は立体交差となっています。国道17号から和田橋を渡るためには、国道17号から側道に入って和田橋の道路に入ります。
関越自動車道 前橋インターチェンジ 高崎インターチェンジより約30分
上信越自動車道 藤岡インターチェンジ 吉井インターチェンジより約30分

お車でご来園の方は、染料植物園駐車場をご利用ください。
地図 Google MAPで見る
公式HP https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2021090200048/

展示内容・解説

令和3年度は、「赤」をテーマに2回の企画展を開催します。
第2回目は、赤い色「紅(べに)」をライフワークに作家活動をされている吉村晴子さんが取り組む「紅板締め」技法を取り上げます。
紅板締めは、両面に模様を彫った板で、折りたたんだ一反の絹布をはさんで赤で染める技法です。普通の板締めや型染といった染色では表と裏の染め上がりに違いが生まれますが、紅板締めでは薄い絹布を使用し型板をきつく締めて染めるため、表裏にほとんど違いがなく染め上がるのが特徴のひとつです。江戸時代から明治時代前半にかけて紅板締めを用いた襦袢(じゅばん)や間着(あいぎ)が女性たちに愛されましたが、昭和初期には技法がほぼ途絶えてしまい「幻の染色」とも言われています。
紅板締め技法の復元に取り組んできた吉村晴子さんが復元成功を発表してから15年、その取り組みは、繋げていく活動へと転換しています。
2020年からは当園で、植物染料による紅板締め手法の確立を目指して試験染を重ねてきました。技法の復活から伝承への活動を、歴史的資料、研究の記録とともにご覧いただきます。
(公式HPより)

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