長崎の美術7 池野清展
Information
会期 | 2021年8月6日〜2022年1月23日 |
---|---|
会場 | 長崎県美術館 |
入場料 | 一般 420円(340円) 大学生・70歳以上 310円(250円) 小中高生 210円(170円) ※県内在住の小・中学生は無料 ◎( )内は15名以上の団体料金。 ◎学校行事の一環として、県内の小・中・高・特別支援学校生が利用する場合は、引率の教員を含め、無料。 ◎身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証提示者及び介護者1名は無料。 |
開館時間 | 10:00~20:00(休日・祝日の場合は火曜日が休館) |
休館日 | 第2・第4月曜日、年末年始(2021年12月29日~2022年1月1日) |
電話番号 | 095-833-2110 |
住所 | 〒850-0862 長崎県長崎市出島町2番1号 |
アクセス | ■路面電車 ○出島電停 徒歩3分 ○メディカルセンター電停 徒歩2分 ■バス ○長崎新地ターミナルバス停(空港リムジンバス、高速バス含む※)徒歩5分 ○大波止バス停(空港リムジンバス、高速バス含む※)徒歩8分 ○長崎県美術館バス停(土日祝のみ運行。) ■JR ○JR長崎駅 徒歩15分 ■フェリー ○長崎港ターミナル 徒歩10分 ■車 ○長崎自動車道・長崎ICよりながさき出島道路経由 5分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | http://www.nagasaki-museum.jp/permanent/archives/684 |
展示内容・解説
戦後の長崎で詩情豊かな作品を描いた洋画家・池野清(1913-1960)の回顧展を開催します。
戦前から独立展と地元の美術展で作品を発表していた池野は、1945年8月9日の原爆投下後、爆心地付近に入り被爆。戦後は、後遺障害と闘いながら独立展会友として静物や人物を題材に制作を続け、長崎の美術振興にも貢献しますが、1960年に47才で世を去りました。
池野の没後、友人であった長崎市出身の作家・佐多稲子(1904-1998)は、長編小説『樹影』(講談社、1972年刊)などに池野をモデルとした主要人物を登場させ、その生と死を、理不尽な暴力への静かな怒りと哀惜を込めて描写しました。そこには、フォルムと色彩を極限までそぎ落とした遺作《木立》と《樹骨》(いずれも第28回独立展出品)も象徴的に登場します。こうして池野の存在は一部でよく知られることになりますが、その生涯や画業の全貌はつまびらかではなく、所在が確認されている作品も多くありません。
長崎県美術館では、開館以来、池野の小規模な展示を二度(2013年と2016年)行い、調査研究を進めながら収集を重ねてきました。本展は、その成果として開催するもので、約30点の油彩やドローイングによって画業の一端を明らかにしようとする試みです。
※当初2021年11月7日(日)までとしていた会期を、2022年1月23日(日)までに延長いたします。
(公式HPより)
アーティスト
- 池野 清