第3期コレクション展「生野祥雲斎の華籠」

会期終了

Information

 
会期2021年9月23日〜2021年12月26日
会場 大分市美術館
入場料 一般 310円(260円)
高大生 210円(150円)
中学生以下は市内市外を問わず無料

※()は20名以上の団体料金
※上記観覧料にてコレクション展(展示室1~4)をすべてご覧になれます。
※特別展観覧料でコレクション展もあわせてご覧になれます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳提示者とその介護者は無料です。
※コレクション展は「大分市美術館年間パスポート」がご利用できます。
開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日 11月8日(月曜日)、11月15日(火曜日)、11月22日(月曜日)、11月29日(月曜日)、12月13日(月曜日)、12月20日(月曜日)
電話番号 097-554-5800
住所 〒870-0835 大分市大字上野865番地
アクセス ■車を使う(無料駐車場130台)
○大分インターチェンジから
「椎迫入口」交差点を直進。そのまま、県道21号(庄の原佐野線)を東進し、「美術館入口」交差点を右折。
案内看板に従い、丘を登ると美術館です。
○別府方面(国道10号)から
「大道入口」(旧大道陸橋北)交差点を右折し、そのまま南進。
「椎迫入口」交差点を左折。そのまま、県道21号(庄の原佐野線)を東進し、「美術館入口」交差点を右折。
案内看板に従い、丘を登ると美術館です。
○大南方面(国道10号経由大道バイパス)から
府内大橋を渡り、大道バイパス(国道210号)を直進。大道トンネルを通過し、「椎迫入口」交差点を右折。
県道21号(庄の原佐野線)を東進し、「美術館入口」交差点を右折。
案内看板に従い、丘を登ると美術館です。
○鶴崎方面(国道197号)から
大分県庁前の「県庁北」交差点を左折。そのまま直進し、「顕徳町1」交差点を直進し、JR線の高架をくぐり、「上野町西」交差点を右折。
県道21号(庄の原佐野線)を西進し、「美術館入口」交差点を左折。
案内看板に従い、丘を登ると美術館です。
○明野方面から
国道10号、「顕徳町1」交差点を左折。JR線の高架をくぐり、「上野町西」交差点を右折。
県道21号(庄の原佐野線)を西進し、「美術館入口」交差点を左折。
案内看板に従い、丘を登ると美術館です。
○古国府・元町方面(国道10号)から
国道10号、「東元町」交差点(T字路)を左折。
県道21号(庄の原佐野線)を西進、「美術館入口」交差点を左折。
案内看板に従い、丘を登ると美術館です。

■バスを使う
○便名 大分きゃんばす(中心市街地循環バス)大分市美術館方面行き
※美術館観覧料割引特典が付いたお得な1日乗車券もあります
乗車 JR大分駅 上野の森口(南口)バスのりば 下車 大分市美術館 所要時間 約9分
地図 Google MAPで見る
公式HP http://www.city.oita.oita.jp/o210/bunkasports/bunka/bijutsukan/collection/documents/room4-21-3.html

展示内容・解説

ある講演会において、生野祥雲斎は、竹工芸の歴史について話しています。その中で、竹製品の古い例として、正倉院に収蔵される「華籠(けこ)」を取り上げ、仏教の儀式(散華)の際に、花を盛る浅い皿のような形のものだと説明します。祥雲斎は日本の竹工芸のルーツのひとつとして、日常的に使用される工芸品ではなく、宗教的な儀式に用いられる神聖な工芸品を考えていたのでしょう。

祥雲斎自身も、浅い皿の形状で花を盛るための「盛籃」を制作し、官展への出品を重ねます。官展の初入選作である《八稜櫛目編盛籃》(1940年)もその1つで、その後も《輪花永芳盛籃》《木瓜形菱花紋透盛籃》《時代竹編盛籃 心華賦》と入選を重ねます。このように1940年代の祥雲斎は、1ミリ単位で幅の異なる竹ひごを用い、菱紋や木瓜紋など伝統的に使用されてきた模様と独自の櫛目編みを用いることで、花を盛る用途を意識しつつ、籠自体も鑑賞対象となり得る点で日用からはなれた盛籃を制作します。戦後は、さらに自由に形状を発展させた盛籠や花籠を出品し、代表作《怒濤》の制作へとつなげていきました。

本展では、戦前に制作された盛籠から、戦後に制作されたさまざまな形態の盛籠や花籠まで幅広く展示します。祥雲斎の制作の歩みをお楽しみください。
(公式HPより)

アーティスト

  • 生野 祥雲斎

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