MAMコレクション013:さまざまな線、宇宙のぜんぶ

会期終了

Information

 
会期2021年4月22日〜2022年1月16日
会場 森美術館
入場料 一般 2,000円
学生(高校・大学生)1,300円
子供(4歳~中学生)700円
シニア(65歳以上)1,700円

[土・日・休日]
一般 2,200円(2,000円)
学生(高校・大学生)1,400円
子供(4歳~中学生)800円
シニア(65歳以上)1,900円
開館時間 10:00~22:00(最終入館 21:30)
※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
※ただし11.23(火・祝)、12.28(火)、1.4(火)、1.11(火)は22:00まで(最終入館 21:30)
休館日 会期中無休
住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
アクセス 電車
東京メトロ日比谷線 「六本木駅」1C出口 徒歩3分(コンコースにて直結)
都営地下鉄大江戸線 「六本木駅」3出口 徒歩6分
都営地下鉄大江戸線 「麻布十番駅」7出口 徒歩9分
東京メトロ南北線 「麻布十番駅」4出口 徒歩12分
東京メトロ千代田線 「乃木坂駅」5出口 徒歩10分
地図 Google MAPで見る
公式HP https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamcollection013/index.html

展示内容・解説

「MAMコレクション013」では、アジアの異なる3つの都市で生まれ活動する3人のアーティスト、草間彌生(日本)、プラバヴァティ・メッパイル(インド)、ツァイ・チャウエイ(蔡佳葳)(台湾)の作品を紹介します。本展にて展示される作品は、どれも線を用いて表現されていますが、線を引くという行為は、何もないところに新しいものを造り出したり、何かを指し示したり、とらえどころのないものに形を与えたり、混然一体となったものを分類したりすることができるものです。それは人間が何かを考え、表現する、物やアイデアを生み出すための最も根源的な行為だといえるでしょう。
《インフィニティ・ネット》(2007年)は、草間の代表的なシリーズのひとつです。線が結びつき網となり、画面いっぱいに広がる様子は、草間の強迫観念を思わせると同時に、タイトルのとおり永遠も示唆しています。一方、メッパイルの作品は陶器のような質感のキャンバスに繊細な線画が金で描かれますが、金もまた、純粋性、富や力、そして永続するものの象徴として用いられてきました。ツァイの《円Ⅱ》(2011年)は、氷の上に墨で描かれた円が徐々に消えていく映像作品です。円を一筆で書いた円相は、真理や宇宙全体を表すとされていますが、墨が徐々に水に溶け、消えゆく様子は、移ろいゆくものの美しさや無常観も感じさせます。
3作家の作品に用いられている線は、その表情、技法、素材は様々ですが、どれも宇宙や精神世界などを思わせるものです。線を引くという一見とてもシンプルで、しかし根源的な行為が、私たちの思考をさらに開かれたものへと導いてくれるに違いありません。
(公式HPより)

アーティスト

  • 草間彌生
  • プラバヴァティ・メッパイル
  • ツァイ・チャウエイ

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