明治・美濃 超絶三人展—加藤五輔・西浦圓治・成瀬誠志の世界—

会期終了

Information

 
会期2021年10月1日〜2021年12月26日
会場 多治見市美濃焼ミュージアム
入場料 一般 320円(260円)
大学生 210円(150円)

※( )内は団体料金(20名様以上)
※高校生以下、身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳の交付を受けている方とその付添いの方1名は無料
開館時間 9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月28日~1月3日)
電話番号 0572-23-1191
住所 〒507-0801 岐阜県多治見市東町1-9-27
アクセス ■お車でお越しの場合
○東海環状自動車道 土岐南多治見ICより約10分
○中央自動車道 多治見ICより約15分

※無料駐車場完備
駐車台数:大型車4台、普通車50台

■タクシーをご利用の場合
JR多治見駅より約10分 1,500円程度

■飛行機をご利用の場合
中部国際空港より
公共交通機関で約1時間15分
(名鉄線で金山駅まで行き、JR中央線に乗り換え)
お車で約1時間15分

■バスをご利用の場合
○ききょうバス(おりべルート)
多治見駅前より約20分「美濃焼ミュージアム前」下車
(土・日・祝日のみ運行)
1乗車200円、1日券300円
○東鉄バス
駄知線 多治見駅前より約10分「東町」下車
駄知線 土岐市駅より約15分「東町」下車 東町バス停より徒歩8分程度
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公式HP https://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/archives/5459

展示内容・解説

幕末、徳川幕府は、日本の文化が大国に認められる有効な手段として、万国博覧会に出品することが重要と考えた。テレビやインターネットが存在しない時代に、万博はこの上ないプレゼンテーションの場であった。慶応3年(1867年)、日本は初めて第2回パリ万国博覧会に出品を成功させた。この時、日本のパビリオンは、数少ない、貴重な「最優秀賞」(グランプリ)を受賞した。日本の政策が功を奏し、日本文化が世界中で注目されるようになった―ジャポニズムのはじまりである。明治政府の樹立以降も引き続き万博を活用することになる。明治政府としての初参加は明治6年(1873)のウィーン万国博覧会であった。

明治時代の美濃の地では、ほとんどの製陶業は日常食器製作を生業にしており、美術陶器・豪奢品の製作のみでは生活できなかった。このような状況の中でも、政府が積極的に参加を企図した万博に、加藤五輔・西浦圓治・成瀬誠志が呼応し、三人の作品は様々な賞を受賞する。その技能は国内外で高く評価され、表現様式は三者三様であるが、名工として、または、名プロデューサーとして同時代に生き、美濃焼に対し熱情を持ち取り組んでいった。

本企画展では、こんな時代背景の中から出現してきた人物にスポットをあて、それぞれの精巧緻密な作品を展覧する。明治期、美濃の中心として活躍した三人の生き様を作品を通して見ていただきたい。
(公式HPより)

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