生誕100年記念 作家五味康祐展

会期終了

Information

 
会期2021年10月9日〜2021年12月5日
会場 姫路文学館 北館
入場料 一般700円
大学・高校生400円
中学・小学生200円
未就学児無料

身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた方(手帖またはミライロIDの手帳画面を提示してください)、及び介護者1名は半額。
20名以上の団体は2割引
常設展示も観覧可
クレジットカード・電子マネー等は利用できません。
開館時間 午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)
休館日 毎週月曜日、11月4日(木曜日)、11月24日(水曜日)
住所 〒670-0021 兵庫県姫路市山野井町84
アクセス JR・山電姫路駅前の神姫バスターミナル
・9・10・17・18番乗り場から乗車約6分、「市之橋文学館前」下車、北へ徒歩約4分
・6番乗り場で城周辺観光ループバス乗車10分、「清水橋(文学館前)」下車、西へ徒歩約3分
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公式HP http://www.himejibungakukan.jp/events/event/gomi100th/

展示内容・解説

「柳生武芸帳」「二人の武蔵」「薄桜記」など剣豪小説作家として一時代を築いた作家・五味康祐(大正10から昭和55年 1921から1980年)。

大阪に生まれた五味は、劇場を経営する祖父母に育てられました。幼い頃から役者や芸人と接し、経済的にも豊かな暮らしを送りますが、両親がおらず、姉妹とも離れて育ったことは、その内面に影を落とします。中学生の時、作家になることを志し、大学時代に日本浪漫派の大きな影響を受けた五味は、戦中、戦後の混乱期を経て、昭和28年(1953年)、「喪神」で芥川賞を受賞し、ようやく文壇での一歩を踏み出します。時代小説の世界に閉塞感が漂っていた中、五味は柳生一族を将軍家剣術指南役としてだけでなく、政治的な隠密集団として描くことで新しい道を開きました。彼が図らずも剣豪小説を手掛けるようになったのは、少年時代の一時期を宮本武蔵ゆかりの地、兵庫県佐用町で過ごしたことに一因があるのかもしれません。

一方、熱心なオーディオ・クラシック音楽マニアとして知られ、その熱愛ぶりを記した随筆「西方の音」等は、今なお多くの人々と魅了し続けています。

本展は、五味の人物像や作品の魅力、その背景について、後半生を過ごした東京都練馬区の練馬区立石神井公園ふるさと文化館が所蔵する原稿、日記、愛蔵品などを中心に探ります。
(公式HPより)

アーティスト

  • 五味 康祐

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