やなせたかしと3びきのライオン
Information
会期 | 2021年9月15日〜2021年12月13日 |
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会場 | 香美市立やなせたかし記念館 詩とメルヘン絵本館 |
入場料 | ■詩とメルヘン絵本館 単独券 一般 450円(400円) 中高生 200円(180円) 小人 100円(90円) 3歳未満 無料 ※( )内は20名以上の団体料金です。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかをご提示いただいた場合、手帳所持者とその介助者1名まで半額。 |
開館時間 | 9:30 〜 17:00(最終入館 16:30) |
休館日 | 火曜日(火曜日が祝日の場合は、その翌日) |
電話番号 | 0887-59-2300 |
住所 | 〒781-4212 高知県香美市香北町美良布1224-2 |
アクセス | ■車 ○高知市中心部より約60分 ○高知龍馬空港より約40分 ○高知自動車道南国I.C.より約35分 ■電車・バス JR土讃線・土佐山田駅のりかえ、JRバス大栃線で約25分 「美良布(アンパンマンミュージアム)」停留所より徒歩5分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://anpanman-museum.net/exhibition/d80fy7aop1uw0slu.html |
展示内容・解説
やなせたかしの人生のターニングポイントにはライオンがいます。
1ぴき目は母親が再婚をするため、弟・千尋と一緒に預けられた伯父の家にあった石造りのライオン(現在は母校・後免野田小学校に移設。)
2ひき目は戦後、漫画家になるために上京して就職した日本橋三越のシンボルのライオン像。
3びき目は大人向けの漫画家として行き詰まり、絵本作家として初めて出版した絵本「やさしいライオン」に登場する、みなしごのライオン・ブルブル。
やなせは動物をモチーフとした作品をたくさん描いています。「チリンのすず」では復讐に燃える子ひつじ。「アリスのさくらんぼ」では、人間の欺瞞を暴くうさぎ。その他にも象やクマなど、あらゆる動物が描かれました。やなせ自身の肖像画ですら“うさぎ”なのです。
やなせには自身の気に入った創作物を発表媒体を変えて何度も描くという特徴があります。3びきめの「やさしいライオン」もラジオドラマ、ショートストーリー、絵本、紙芝居、そしてアニメ映画とさまざまな方法で発表されました。このお話からは、やなせが父親と死別し、母親とも離れて暮らし、養父母に育てられたこととの関りが伺えます。
これらやなせの人生に影響を与えた出来事は、種族を超えた無償の「母子愛」、そして無垢な死という物語に帰結し、発表から60年を経た現在でも多くの人に読みつがれています。
幼少期を弟・千尋への鎮魂歌「おとうとものがたり」、今年発見された三越宣伝部時代に描いた「文学座公演ポスター」、そして漫画、コンサート、絵本、演劇と多角的に展開した「やさしいライオン」から、やなせたかしと3びきのライオンの物語をお楽しみください。
(公式HPより)
アーティスト
- やなせ たかし