アーティスト・フォーカス #02 平川恒太

会期終了

Information

 
会期2022年1月2日〜2022年2月25日
会場 高知県立美術館
入場料 一般 370円(290円)
大学生 260円(200円)
高校生以下無料

*観覧料はすべて消費税込価格
*( )内は20名以上の団体料金
*年間観覧券ご持参の方は無料
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市の長寿手帳所持者は無料
*「奥谷博-無窮へ(~1/16)」、「コレクター福富太郎の眼(1/29~)」展観覧券所持者は無料(当日限り有効)
*本展観覧券で他のコレクション展も併せてご覧いただけます
開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 年中無休、年末年始(12月27日~1月1日)
電話番号 088-866-8000
住所 〒781-8123 高知県高知市高須353-2
アクセス ○「はりまや橋」からとさでん交通路面電車「ごめん」、「領石」または「文珠通」行きで15分、「県立美術館通」下車徒歩5分
○とさでん交通バス「高知医大線」・「県立美術館前」下車徒歩5分
○とさでん交通バス「高知県立大学・医療センター線」・「美術館通」下車徒歩5分
○高知龍馬空港からは、高知市内―空港間を結ぶとさでん交通の空港連絡バスがご利用いただけます。バス停「葛島」で下車徒歩約16分
○車・タクシーをご利用の場合はJR高知駅から約20分、高知龍馬空港からは30分、高知自動車道南国インターから15分、高知インターから10分。
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公式HP https://moak.jp/event/exhibitions/post_426.html

展示内容・解説

「ARTIST FOCUS」の第2回として、高知県田野町出身の作家、平川恒太の個展を開催します。

戦争や原爆、原子力発電所事故といった人類の負の記憶を、いかに形象化し、警鐘を鳴らし、継承していくか。3つの意味を持たせるため、あえてカタカナの「ケイショウ」をテーマに掲げる平川は、絵画を中心に様々なメディアを駆使してコンセプチュアルな制作を展開してきました。

本展では、日本の戦後美術史において長らくタブー視されてきた「戦争画」を黒絵具だけを使って描き直した《Trinitite》をはじめ、19世紀の画家アルノルト・ベックリンや小説家の福永武彦による作品から想を得た《死の島》など、作家の代表シリーズを初公開の新作を交えてご紹介します。

歴史的な事件、または古今東西の美術・文学から引用したイメージや言葉が幾層にも重ねられた平川の作品は、多様な読み解きの可能性が開かれています。たとえば作家自らが付けたCemetery―「墓」を意味する展覧会名は、しばしば美術館が、作品が最終的に行き着く墓所に喩えられてきたことを想起させます。一方で、墓は生者が死者を弔い、祈りを捧げる場所に違いありません。美術館を墓=祈りの場に見立てたうえで提示される作品には、その昏さの奥に、平和を希求する思いが通底しています。

複数の解釈を呼び起こす平川の表現を前に、鑑賞者各々が思索を深め、自分だけの気づきを持ち帰っていただくことを願っています。
(公式HPより)

アーティスト

  • 平川 恒太

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