木を見て森を見る

会期終了

Information

 
会期2021年11月3日〜2021年12月11日
会場 KANA KAWANISHI GALLERY
入場料 無料
開館時間 13:00〜19:00
休館日 日・月・火・祝
住所 〒135-0021 東京都江東区白河4-7-6
アクセス 清澄白河駅b2出口より徒歩10分
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公式HP https://www.kanakawanishi.com/exhibition-032-taichi-moriyama

展示内容・解説

KANA KAWANISHI GALLERYは、2021年11月3日(水・祝)より森山泰地個展『木を見て森を見る』を開催いたします。1988年生まれ、2016年に東京藝術大学美術研究科彫刻専攻修士課程を修了した森山は、自然と人工の関係を軸にアースワークやインスタレーション作品を、芸術祭など様々な空間で展開してきました。

例えば2019年「Reborn-Art Festival」(石巻市・桃浦)では、SIDE COREの作品MOWAから見える舞台型のインスタレーションの上で自らが水神様としてそこに居るパフォーマンス《水神》を発表。2018年に市原湖畔美術館で開催された「そとのあそび」展では、屋上空間でのインスタレーション《WATER》を発表し、石を運んでもらう、水を飲んでもらうといった、観客の行為を作品に取り込むことで、水の循環と土木工事などの人間の関わりを、生活と地続きに感覚することを試みました。また2018年に参加した芸術祭「Mipaliw Land Art」(台湾・花蓮県)では、海岸沿いの棚田の風景のなかで、水を張った田んぼに設置したレンズで集めた太陽光で水上の木を燃やすインスタレーション《時空焦距_Focus of time and space》を発表しています。

コマーシャルギャラリーのホワイトキューブでの初個展となる本展では、『木を見て森を見る』と題し、街で拾った物をワックスに固めた《STREET BUTTER》や、海岸のプラスチックや貝で作った絵の具によるペインティング《PP》、手作りの砂《SAND MADE》など、近年制作してきたシリーズの新作を一同に会し発表します。また自身の父親の作品をコピーしたシリーズ《Trace》と、オリジナルである森山恒逸の作品を同時に展示するなど、自身の作品とそうでないものをインスタレーションのようにギャラリー空間に展開し、ひとつの風景のように提示します。それは森山が見てきた風景そのものであり、開かれた窓でもあります。

アースワークをキーワードにした制作で国内外の評価を高めてきた森山泰地による、コマーシャルギャラリーでの初の個展となるこの機会を、是非お見逃しなくご高覧頂けましたら幸いです。
(公式HPより)

アーティスト

  • 森山 泰地

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