建築のヴィジュアリティ
Information
会期 | 2021年12月17日〜2022年1月30日 |
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会場 | Gallery OUT of PLACE |
入場料 | 無料 |
開館時間 | 木曜~日曜/12:00~19:00 |
休館日 | 月・火・水 |
電話番号 | 0742-26-1001 |
住所 | 〒630-8243 奈良市今辻子町32-2 |
アクセス | 近鉄線奈良駅7番出口より西へ徒歩7分、JR線奈良駅東口より東へ徒歩7分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.outofplace.jp/forthcoming |
展示内容・解説
Gallery OUT of PLACEでは、奈良本店に拠点を戻しての第二弾、12−1月期の展覧会として、5人の美術家によるグループ展「 建築のヴィジュアリティ Architectural Visuality 」(写真、平面絵画、陶立体、mixed media)を開催いたします。
いわゆる建築家が、実際の地球上のある場所に建てる(建てた)構造物を、仮に「実存建築」と名付けるとしよう。
その一方で、ならば美術家を魅了し彼らが想像し描き出す構造物は「仮想建築」となるのかもしれない。
その間にあるのが写真家によって実際の建造物から切り取られた(トリミングされた)表象で、それらは「写真建築」と呼べるのかもしれない。 あらかじめ断っておくが、「実存建築」「仮想建築」「写真建築」は筆者の造語であり、「実存建築」は実在する建築を意味しないし、「仮想建築」とは言っても空間を持たないわけではない。
そして当然ながら「写真建築」は「建築写真」とは全く違う概念である。 住めない建築、不条理な仮想空間などをキーワードに、ル・コルビュジエの建築を多く撮り、独自のトリミングを施し発表し続けたルシアン・エルヴェ、実在のドーム建築を抽象化し、銀塩写真の独特の階調を絵画に持ち込む上須元徳、建造物の重厚で荒々しいテクスチャーと複雑な構造を陶で表現する嶋田ケンジ、自作のミニチュアを写真に撮り、虚実が交錯する空間を表現する寺田真由美、「飛ぶ家」をテーマに3Dと2Dの間を行き来するmixed mediaの鷲津民子、以上の5作家の秀作、逸品を紹介いたします。 どうかこの機に、5作家による建築的異空間をお楽しみください。
(公式HPより)
アーティスト
- ルシアン・エルヴェ
- 上須 元徳
- 嶋田 ケンジ
- 寺田 真由美
- 鷲津 民子