遙かな時空を超えて堀忠夫展

会期終了

Information

会期	2022年1月4日〜2022年7月18日
会場	市立小樽美術館
入場料	一般 500円（400円）高校生 250円（200円）中学生以下無料小樽市内高齢者 250円（200円）障がい者無料 ※（）内は20名以上の団体料金
開館時間	9:30～17:00（最終入館16:30まで）
休館日	月曜日（祝日を除く）、祝日の翌日、年末年始・展示替時
電話番号	0134-34-0035
住所	〒047-0031　小樽市色内1-9-5
アクセス	南に小樽駅、北に小樽港を望む中間地点に位置しています。小樽運河・旧銀行街・寿司屋通りからは、いずれも徒歩5分以内、正面に金融資料館（日本銀行旧小樽支店）、側面に北海道鉄道の発祥の地―旧手宮線跡地散策路があります。 ■小樽～札幌 ○JR快速33分・普通55分 ○JRバス/中央バス（札幌自動車道経由）55分 ○自動車（札幌自動車道経由）40分 ■小樽～新千歳空港 JR快速エアポート70分 ■小樽駅より徒歩10分
地図	Google MAPで見る
公式HP	http://otarubij-kyoryoku.com/exhibition-cate/now/

展示内容・解説

堀忠夫は、北海道学芸大学で美術を専攻し、卒業後美術教師を務めながら絵を描き、その初期から活躍が目覚ましく、1968年道展「道立美術館長賞」、69年「協会賞」を連続受賞しています。1970年代に入ると、海外取材に目を向けると同時に、その画風が中村善策所属の一水会展に向いていると勧められ、1978年「トレドの土産屋」で第40回一水会展「有島奨励賞」を射止め、翌年一水会会員に推挙されました。ちょうどこの年、市立小樽美術館が開館し、堀は「市展」や「小樽美術協会展」で小樽美術界の重要な役割を担うこととなります。

その後、海外の歴史的遺産に心を奪われ、ギリシャをはじめヨーロッパ、南北アメリカ、中国などの文化遺産の連作に移ります。最晩年はイタリアやエジプトの重厚な寺院や城址を題材に、緻密描写による確かなリアリティをもった絵画に完成させました。

本展は、風景画家中村善策の一水会の系譜に連なる、多彩な人脈を紹介する第2弾です。エキゾチックな異国情緒に魅かれ、遥かな時空を超えて、現代に息づく歴史的な遺産をテーマとした堀忠夫の“旅で見た風景”を中心に展覧いたします。
（公式HPより）