隠元隆琦350年遠諱 黄檗インパクト

会期終了

Information

 
会期2022年4月16日〜2022年6月12日
会場 観峰館
入場料 一般500円
高校生・学生300円
中学生以下無料
開館時間 9:30~17:00(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(但し祝日の場合は翌日)、展示替え休館3/22~4/9・5/31~6/18・8/30~9/17 資料調査・整理のため休館11/22~2022年3月末
住所 〒529-1421 滋賀県東近江市五個荘竜田町136​
アクセス JR能登川駅下車 → 近江鉄道バス(八日市行き)で金堂竜田口下車→ 徒歩約15分(全所要時間約25分)
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公式HP https://kampokan.com/event/2022/04/2022-spring-obaku-impact/

展示内容・解説

黄檗宗の宗祖・隠元隆琦(1592~1673)の来朝は、臨済宗を中心とする禅宗寺院に大きな「インパクト」をもたらしました。江戸前期の近江は、室町時代後期の戦乱により荒廃した寺院が多く、それらの再興にあたっては、黄檗僧が多く関与することとなります。特に東近江地域は、永源寺に隠元隆琦が当山し、永源寺の住持であった如雪文巌(1601~1671)と交流したほか、蒲生郡日野町には黄檗宗寺院が点在していますが、このことは後水尾法皇(1596~1680)の深い帰依を受けた龍渓性潜(1602~1670)が、正明寺など主要寺院の中興開山として迎えられたことによります。また、その龍渓が隠元を住持として迎え入れようとした妙心寺派にあっても、黄檗僧の墨蹟・絵画などが伝わり、現在でも重要な什物として位置付けられています。

そして、黄檗僧ならびに商人がもたらした中国舶来の書画は、羨望の眼差しの中で受け入れられ、多くの寺院に寄進され什物となったほか、地域の書画家に影響を与えました。そのことから、近江という地域が、京都・大坂とは異なる独自の文化を築いていたともいえるでしょう。

この展覧会は、隠元隆琦禅師350 年遠諱にあたり、東近江地域の所縁の寺院に伝わる所蔵品を中心として、黄檗宗のもたらした「インパクト」を探るものです。
(公式HPより)

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