ARTIST FOCUS #03 角田和夫 土佐深夜日記 —うつせみ

会期終了

Information

 
会期2022年10月29日〜2023年1月9日
会場 高知県立美術館
入場料 一般:370円(290円)
大学生:260円(200円)
高校生以下無料。
※( )内は20名以上の団体料金
※年間観覧券所持者(2,620円)は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、障害者手帳、戦傷病者手帳及び被爆者健康手帳所持者とその介護者(1名)、高知県及び高知市長寿手帳所持者は無料
開館時間 午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日 12月27日(火)-1月1日(日)
電話番号 088-866-8000
住所 高知県立美術館 〒781-8123 高知県高知市高須353-2
アクセス ○「はりまや橋」からとさでん交通路面電車「ごめん」、「領石」または「文珠通」行きで15分、「県立美術館通」下車徒歩5分
○とさでん交通バス「高知医大線」・「県立美術館前」下車徒歩5分
○とさでん交通バス「高知県立大学・医療センター線」・「美術館通」下車徒歩5分
○高知龍馬空港からは、高知市内―空港間を結ぶとさでん交通の空港連絡バスがご利用いただけます。バス停「葛島」で下車徒歩約16分
○車・タクシーをご利用の場合はJR高知駅から約20分、高知龍馬空港からは30分、高知自動車道南国インターから15分、高知インターから10分。
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公式HP https://moak.jp/event/exhibitions/post_469.html

展示内容・解説

高知ゆかりの現代作家を紹介するシリーズ企画第3弾として、南国市在住の写真家・角田和夫(1952-)の個展を開催します。

幼少より対人関係に悩み、閉じこもりがちで失意に暮れる思春期を過ごした角田は、20歳頃に兄からカメラを譲り受けたことで、外界と関わり合う方法としての写真と出会います。以降、カメラに導かれるようにして、自らの表現と活動のフィールドを押し広げてきました。

本展では、角田が一貫して拠点とする高知の街を、肉眼では見えない光も捉えることができる赤外線フィルムによって写した3つのシリーズに焦点をあてます。暗夜の公園や雑木林を心象風景として切り取った最初期作〈満月の夜〉、叔父の勤めるゲイバーを中心に80年代の歓楽街を写した〈土佐深夜日記〉、そして三十余年を経てパンデミック禍の高知に再びカメラを向けた最新作〈続土佐深夜日記〉によって構成し、独自の抒情性を湛えた作品世界を紹介します。

本展タイトルにある「うつせみ」とは、“この世”、あるいは“この世を生きる人”を意味します。被写体に自身の弱さや孤独な心情を響き合わせることで生み出されるモノクロームの写真には、夜の闇の深さと共に、そこに生きる人々が放つ、力強く眩いまでの光が焼き付けられています。撮影と暗室作業は、自身を癒す“セラピー”だと語る角田の作品を通して、観る人それぞれが今を生きることの手触りを得られる場となれば幸いです。
(公式HPより)

アーティスト

  • 角田和夫

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