新版画―進化系UKIYO-Eの美

会期終了

Information

 
会期2022年4月24日〜2022年6月19日
会場 山口県立萩美術館・浦上記念館
入場料 一般 1,500(1,300)円
学生 1,300(1,100)円
70歳以上 1,200(1,000)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
※18歳以下の方と高等学校、中等教育学校、特別支援学校の生徒は無料。
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳のご提示者とその介護者(1名)は無料。
開館時間 9:00~17:00 (入場は16:30まで)
休館日 4月25日(月) 5月9日(月)、16日(月)、23日(月)、30日(月) 6月13日(月)
住所 〒758-0074 山口県萩市平安古町586-1
アクセス 萩・明倫センターから徒歩約5分、または萩バスセンターから徒歩約12分
JR東萩駅からタクシー約7分
JR玉江駅から徒歩約20分
JR萩駅から萩循環まぁーるバス(西回り:晋作くん)約30分
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公式HP https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/exhibition/special/2022/04/048984.html

展示内容・解説

新版画は、江戸時代の浮世絵版画の伝統を継承すべく、大正(1912-1926)から昭和(1926-1989)初期にかけて隆盛した木版画です。版元の渡邊庄三郎(1885-1962)が、浮世絵版画の高度な木版技法と、版元・絵師・彫師・摺師による分業制を継承しつつ、画家の個性を尊重する芸術性の高い木版画を構想し、創始しました。この渡邊の構想は、画家が自ら彫摺を手がける〈自画・自刻・自摺〉の木版画を、芸術的な表現であると主張した〈創作版画〉の思想から影響を受けたものでした。
渡邊はフリッツ・カペラリ(1884-1950)をはじめとする外国人画家や、伊東深水(1898-1972)川瀬巴水(1883-1957)といった気鋭の新人画家と手を組み、洋画や日本画といったジャンルを超えた斬新な表現をもつ作品を次々と生み出しました。
渡邊との活動の後、独自に木版画を制作し続けた橋口五葉(1881-1921)や吉田博(1876-1950)の活躍、さらに新たな版元の参入もあって、昭和初期には新版画の制作が活況を呈します。その人気は国内にとどまらず、アメリカを中心に海外でも高い評価を受けました。
本展は、千葉市美術館が所蔵する新版画のコレクションから選りすぐりの作品、約190点によって構成されており、新版画の成立から発展の歴史を、代表的な作品を通してご覧頂くものです。職人の技と芸術家の感性の洗練されたコラボレーションをお楽しみ下さい。
(公式HPより)

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