『會津八一名品50選』発刊記念獨往の書〈漢字・かな〉編

会期終了

Information

 
会期2022年4月5日〜2022年7月3日
会場 新潟市會津八一記念館
入場料 一般 500円、大学生 300円、
高校生 200円、小・中学生 100円
※団体20名様以上2割引、土日祝日は小・中学生無料
開館時間 午前10時~午後6時(午後5時30分まで受付)
休館日 月曜日、5月6日(金)(※ただし5月2日(月)は開館)
住所 〒950-0088 新潟市中央区万代3-1-1 メディアシップ5階
アクセス 新潟駅からバス 約9分/タクシー 約5分/徒歩 約15分
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公式HP https://aizuyaichi.or.jp/exhibition/3169/

展示内容・解説

今春、新潟市會津八一記念館では、所蔵作品の中から50件を精選した図版集『會津八一名品50選』を刊行しました。

新潟市出身の秋艸道人・會津八一(1881〜1956)は、東洋美術史研究者・歌人・書家として、それぞれの分野で活躍した文化人として極めて高い評価を得ています。書家としては、書壇に属さず、独自に築いた書境から「獨往の書家」とも呼ばれています。歌人・吉野秀雄は、そんな八一の書を「金石文学者としての学識に培われているが、しかもその出自をどこに求むべきかは容易につきとめかねる。それだけ個性的独創的で、世人の追随を許さない」と称賛しました。

書「獨往」は、まさに八一の生き方、書制作の態度を偲ばせる語句といえます。八一自身、「予は書画に於て師承することなし。ただ群書を読みて、ほぼ変遷の大勢を知り、伝世の名蹟にして、寓目せるものまた多きによりて、その間、おのづから会得するところあるが如きのみ」と記しています。

八一は、常に現代性を求め、進歩的な思索の中でかな書も漢字書も同じ態度で揮毫したといわれています。また「書は読めなければならない」、「明朝活字から書を学べ」と提唱した八一の書は、毛筆に触れる機会の少ない現代の私たちにも馴染みやすい一面を持っているといえるでしょう。

本展は図版集発刊を記念して、収録した漢字書とかな書を中心に、当館のコレクションの粋を紹介します。
(公式HPより)

アーティスト

  • 會津八一

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