「七夕図屏風」「ほたる」の時代―1922年(大正11)前後の夢二とお葉―

会期終了

Information

 
会期2022年3月19日〜2022年7月24日
会場 金沢湯涌夢二館
入場料 一般・大学生:310円 
団体(20名以上):260円
65歳以上:210円(祝日無料)
高校生以下無料
開館時間 9時00分~17時30分
(入館受付は17時まで)
休館日 毎週火曜日
住所 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ144-1
アクセス JR金沢駅兼六園口(東口)より、橋場町・小立野経由「湯涌温泉」行きバスで約45分。
終点下車、バス停より徒歩4分。
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公式HP https://www.kanazawa-museum.jp/yumeji/exhibit/index.html

展示内容・解説

竹久夢二(1884-1934)は、明治末期から大正期、昭和初期に活躍した詩人画家です。本展覧会では、大正11年(1922)、数え年39歳の夢二が山形県酒田で描いたとされる名作「七夕図屏風」や「ほたる」などの収蔵品を展示します。
この時期は、大正9年に最愛の恋人・笠井彦乃を失ってから関東大震災で「どんたく図案社」の夢がついえるまでの期間にあたります。港町や山間の温泉地への旅を好んだ夢二は、渋谷町(現渋谷区)宇田川でとともに暮らした秋田県出身のモデル・お葉(佐々木カ子ヨ)の影響もあってか、頻繁に東北地方へと足を向けるようになります。また、「竹久夢二抒情小品展覧会」(大正6年・金沢)に尽力した口語短歌の歌人・西出朝風の隣に住い、家族ぐるみの交流を深めながら作品を生み出しました。一方で、夢二は本の装幀や楽譜表紙絵など出版界での活動も継続し、大正11年11月には京都の印刷所「清文堂」の主人・大槻笹舟のための『すりもの 笹舟追悼号』に表紙絵と追悼文を寄せています。
このような事柄を中心に、今から約100年前の夢二の制作と活動を紹介します。なお、本展覧会では、「竹久家コレクション」より当館初公開となるお葉の日記と書簡も展示します。
(公式HPより)

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