洞窟遺跡を掘る -海蝕洞窟の考古学-
Information
会期 | 2022年4月29日〜2022年6月26日 |
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会場 | 神奈川県立歴史博物館 |
入場料 | 一般 700円(600円) 20歳未満・学生 500円(400円) 65歳以上 200円(150円) 高校生 100円(100円) ※中学生以下・障害者手帳等をお持ちの方は無料、( )内は20名以上の団体料金 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日 |
住所 | 〒231-0006 神奈川県横浜市中区南仲通5丁目60 |
アクセス | ●みなとみらい線(東急東横線直通) 馬車道駅 3 番・ 5 番口から徒歩 1 分 (3 番口は階段のみ。エスカレーター・エレベーターは 5 番口方面へ。) ●市営地下鉄 関内駅 9 番口から徒歩 5 分 ●JR 桜木町駅新南口(ICカード専用)から徒歩5分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://ch.kanagawa-museum.jp/exhibition/7266 |
展示内容・解説
ここは三浦半島の南端-
青い海と空、海岸に面した崖には生い茂る緑。その崖を少し見上げると、ところどころに大小の穴が見つかります。長い時間をかけて波に削られ形づくられた自然の洞窟-海蝕洞窟(かいしょくどうくつ)-です。三浦半島の海蝕洞窟には、過去の人々の痕跡が残る場所が多くあります。いつ、どんな人たちに、どのように利用されたのでしょうか。
これまでの発掘調査により、海蝕洞窟遺跡からは主に弥生時代から古墳時代の遺物-特に釣針やアワビ貝殻製の道具、サメの歯の加工品といった海に関わる資料-が多く出土することが分かってきました。最近の研究では、その背後には巧みな航海技術で伊豆諸島へ渡ったり、内陸にも広がる交易ネットワークに深く関わった人々の姿が描かれつつあります。
本展では、当館が発掘した間口洞窟遺跡をはじめとする三浦半島の洞窟遺跡や周辺の遺跡から出土した資料を通して、そこに生きた人々の姿をご紹介するとともに、それを研究する考古学の魅力もお伝えいたします。
さぁ、あなたも洞窟遺跡の考古学の世界へ!
(公式HPより)