金工の茶道具と釜の魅力

会期終了

Information

 
会期2022年4月1日〜2022年7月18日
会場 湯木美術館
入場料 一般 700円
大学生 400円
高校生 300円
開館時間 午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日 毎週月曜日(ただし7月18日は開館)、5月24日(火)
電話番号 06-6203-0188
住所 〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町3-3-9
アクセス ○地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」下車、11番出口より御堂筋に沿って南へ180m、平野町3の野村證券の角を左折110m(徒歩3分)
○京阪電車「淀屋橋駅」下車、8番出口より御堂筋に沿って南へ350m、平野町3の野村證券の角を左折110m(徒歩7分)
○地下鉄堺筋線 「北浜」駅下車、6番出口より堺筋に沿って南へ180m、平野町1の岡安証券の角を右折400m(徒歩8分)
○京阪電車 「北浜」駅下車、21番出口より南へ450m、駐車場の角を右折300m(徒歩10分)
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公式HP http://www.yuki-museum.or.jp/exhibition/index.html

展示内容・解説

茶の湯で使用される道具はさまざまな素材から作られていますが、この度は”金工の茶道具”にクローズアップした展覧会を開催いたします。
「古銅桔梗口花入」は明時代の作で中国より将来されました。室町時代は仏具や座敷飾りとして用いられ、足利義政所持と伝わります。古銅は銅や錫を主とする合金で、古代中国の青銅器の要素が取り入れられることが多く、胴部には精緻な獣面文(饕餮文)が施され見どころとなっています。
舶来の金工品は花入に限らず「砂張二重青海水指」もその一つです。砂張とは銅に錫や亜鉛を加えたもので、輸入品は南蛮砂張などとも呼ばれます。器形により花入・香合・菓子器にも見出されますが、本作は塗蓋が添えられ水指として用いられてきました。
金工の茶道具で欠かせないのが釜です。室町時代の茶釜の生産地として筑前(福岡)の芦屋と佐野(栃木)の天明が知られるほか、利休の時代に京都では与次郎や道仁ら釜師が活躍しはじめます。利休が釜肌をあえて荒らすように指示したとの話が残るように、「阿弥陀堂釜」は代表的な利休好みの釜で与次郎の作です。
このほか建水・蓋置・炭道具を中心に、9代中川浄益作の南鐐の火舎が添う「南京赤絵鶴丸文香炉」や、金継が景色となっている「井戸脇茶碗 銘 長崎」など、およそ50点を展示いたします。
(公式HPより)

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