平等院のはじまり ー宇治から極楽浄土へー
Information
会期 | 2022年4月21日〜2022年6月30日 |
---|---|
会場 | 平等院ミュージアム鳳翔館 |
入場料 | 平等院拝観料が必要 大人 600円 中高生 400円 小学生 300円 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 展示替え期間 |
電話番号 | 0774-21-2861 |
住所 | 〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116 |
アクセス | ○京都駅よりJR奈良線で「宇治駅」下車徒歩10分 ○祇園四条駅・三条駅より京阪本線で「中書島駅」で京阪宇治線に乗り換え「宇治駅」下車徒歩10分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.byodoin.or.jp/news/cat2/2022421970/ |
展示内容・解説
平等院が位置する宇治は、京都と奈良を結ぶ重要な地として、また宇治川の豊かな水量など自然に恵まれた地形から、平安貴族の別荘が多く営まれていました。 関白・藤原頼通(992~1074)は父・道長(966~1027)より譲り受けた宇治の別荘「宇治殿」を仏寺に改め、永承7年(1052)に「平等院」を開創しました。その年は、仏の教えが衰える「末法」の初年と考えられたため、貴族や僧侶、民衆の間で極楽往生を願う浄土信仰が広まりました。そして、雅な貴族文化が続くなかで、祈りの場として創建された堂宇が阿弥陀堂(鳳凰堂)です。 本展は、平等院開創970年を記念し、開創を中心に創建後の歴史や創建時の文化的背景がわかる作品史料を紹介します。また、鳳凰堂で行われた儀式や行事の際に使用されたと考えられる土師器皿等、祭礼に関係する作品も展観します。これらの作品史料を通じ、これまであまり取り上げられなかった平等院の開創に焦点を当てることで、多くの皆様に古より宇治に遺る信仰の場としての平等院を改めてご覧頂けましたら幸いです。
(公式HPより)