連載・小さい伝記―植田正治の歩み
Information
会期 | 2022年6月11日〜2022年9月11日 |
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会場 | 植田正治写真美術館 |
入場料 | 一般1,000円(900円) 高校・大学生500円(400円) 小・中学生300円(200円) ※( )内は20名以上の団体料金です ※障害のある方とその付き添いの方(1名まで)は半額となります ※いずれも証明できるものをご持参ください (公式HPより) |
開館時間 | 午前10時から午後5時(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 火曜日(祝日の場合は翌日)ただし、8月16日は開館 |
住所 | 〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 |
アクセス | ▶▶JR山陰本線「米子駅」からタクシーで25分 ▶▶JR伯備線「岸本駅」からタクシーで5分 ▶▶「米子鬼太郎空港」からタクシーで45分 ▶▶米子自動車道「大山PA」から徒歩で15分(高速バスをご利用ください) |
展示内容・解説
「連載・小さい伝記」は、1974年から1985年まで実に12年間、13回にわたって『カメラ毎日』誌に発表されています。そのほとんどが6×6判のカメラ、ハッセルブラッドで撮影され、ほぼ正方形の画面におさめられています。正方形の画面といえば、戦前、植田はローライフレックスというカメラを愛用しています。この頃は、多くの場合トリミングを施しているのに対して、〈小さい伝記〉では、あまりトリミングはされていません。植田の意識に大きな変化があることがわかります。植田自身、このシリーズをカメラを介しての「触れあいの記述」であると語っているように、意図しない偶然の出会いを、シンプルでストレートに記録したいと意図していたのかもしれません。また、写真家として「今日を生きた証し」でもあるこの連載は、雑誌の休刊とともに途絶えましたが、写真家としての活動を続ける限り、植田の「小さい伝記」は完結することはなく、その意味で、この伝記は写真家の歩みそのものでもあったといえるでしょう。
正方形の画面に閉じ込められた愛らしい山陰の子どもたち、素朴なたたずまいの人々、そして日常の何気ない出会いなど、植田のユーモアや優しさに溢れるまなざしを感じながらご覧いただけることでしょう。
(公式HPより)
アーティスト
- 植田正治