平井昭夫コレクション × 三浦徹コレクション やきものを愉しむ ―二人のまなざし―

会期終了

Information

 
会期2022年6月11日〜2022年8月28日
会場 兵庫陶芸美術館
入場料 一般 ¥600
大学生 ¥500
・高校生以下は無料です。
・20名以上の場合は団体割引料金になります。
・70歳以上の方は半額になります。
・障害のある方は75%割引、その介助者1名は無料になります。
・17:00以降に観覧される場合は夜間割引料金になります。
開館時間 10:00~18:00(7・8月の土日は9:30~)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日 ただし、7月18日(月・祝)は開館し、7月19日(火)は休館
住所 〒669-2135 兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4
アクセス JR福知山線「相野」駅下車(大阪駅から約50分)。駅前から神姫グリーンバス「兵庫陶芸美術館」「こんだ薬師温泉」。
または「清水寺」行き乗車約15分、「兵庫陶芸美術館」下車(運賃:片道310円)。
相野駅前からタクシーの便もあります。
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公式HP https://www.mcart.jp/exhibition/e3401/

展示内容・解説

 兵庫陶芸美術館では、2019年から2021年にかけて、神戸市在住の二人のコレクターから現代陶芸を中心とする作品の数々を受贈しました。
 洋画材店を営んでいた平井昭夫氏(1931- )は当初、古陶磁に惹かれてやきものを蒐集し始めますが、あるとき、民藝運動を牽引した陶芸家の一人である河井寬次郎(1890-1966)の作品に感銘を受け、次第に民藝の流れを汲んだ作家や重要無形文化財保持者(人間国宝)らの作品を中心にコレクションの幅を広げていきました。自らデザインし特注した家具・調度品にこれらの作品を飾り客人たちと共有する時間は、平井氏にとって至福のひとときであったようです。
 一方、医師であった三浦徹氏(1937- )は、医学生時代に訪れた丹波立杭で、一つの丹波焼の壺と出会ったことで、自ら作陶に打ち込むほどにやきものに惹かれていきます。やがて、現代作家によるユニークな陶芸作品が面白くなり、知名度や受賞歴を問わず自らの心にぐっと刺さってくる作品を中心に精力的にコレクションを続けていきました。三浦氏はのちに私設美術館「神戸わたくし美術館」を自邸に立ち上げ、そのコレクションは多くの人々に愛されてきました。
 本展では、このたびご寄贈いただきました現代陶芸のコレクションを一堂にご紹介します。両氏のコレクションには、やきものに親しみ、慈しみ、何より愉しんだお二人の温かい人柄と鋭い審美眼がそれぞれに反映されています。お二人のまなざしを通して、やきものの魅力に触れ、ともに愉しんでいただければ幸いです。
(公式HPより)

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