日中国交正常化50周年記念祝林恩展

会期終了

Information

 
会期2022年6月10日〜2022年8月6日
会場 知足美術館
入場料 一般500円、中学生以下無料
開館時間 10時〜17時
※最終入館は16時30分まで
休館日 日曜、祝日
住所 〒950-0965 新潟市中央区新光町10番地2
アクセス 車でお越しの方 北陸自動車道 新潟西ICから約7分、磐越自動車道 新潟中央ICから約10分
JRをお使いの方 JR関屋駅より徒歩約30分
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公式HP https://chisoku.jp/event/current/

展示内容・解説

1979年から中国と関わりを持ち、とくに哈爾濱市に行くたび、暇を見つけては于志学さんの絵を探しに中山路に面した天鵝飯店の画廊へ通いました。
そんな時、偶然、画廊の片隅で目に止まったのが祝林恩さんの絵でした。伝統的な中国の水墨画とは異なり、斬新で色彩豊かで、ずっと眺めていても楽しいし、面白いものでした。
その後から中年女性が片言の日本語で嬉しそうに話しかけてきました。それが祝さんの奥さん徐智伯さんでした。
祝さんの手法に興味を持っていることを知ると、主人である祝さんを紹介しました。それ以来、同い年のよしみもあって昵懇となり、1998年に初めての個展を知足美術館で開催しました。その後、新潟三越で1999年、2001年と個展が2回開催されました。
祝さんの絵は「都市山水画」と称し、いわゆる水墨画の一歩先を歩み、メルヘンチックでほのぼのとした明るさや、暖かさがあります。
祝さんが一筆一筆を丁寧に描き込んだ60センチメートルほどの正方形の絵は、どこに掛けてもマッチして、すっかり魅了されました。
それにしても、絵を通じて祝さんとのお付き合いは25年にもなります。片言の言葉しか通じませんが、日本人と中国人、心と心のふれあいです。お人好しのふたり、お互いに85歳の現在も励まし合って、健康で頑張ろうと誓っております。
今年は日中国交回復50周年です。国交回復から2000年頃までの、あの情熱的な心と心のふれあいが薄くなったように感じます。そんな中でも、ふたりの友情は深くゆるぎのないものとなり、21世紀に入ってから20年以上も経過しました。祝さんとの友情は大げさな日中友好よりも、はるかに意義深いものとなったと思います。
このたびの展覧会を通じ、これを小さなモデルとして、両国の民間ベースのさらなる交流の発展を願うものです。新潟県民はじめ皆様のご来館を心よりお待ちいたしております。
(公式HPより)

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