Pius Fox Endgeister

会期終了

Information

 
会期2022年6月17日〜2022年7月16日
会場 104GALERIE
入場料 無料
開館時間 11:00-17:00
休館日 日曜日
住所 東京都目黒区青葉台1-20-4 FORCEビルB1F
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公式HP https://104galerie.com/exhibitions/endgeister/

展示内容・解説

104GALERIEは、 2022年6月 17日(金)〜7月16日(土)の会期にて、ドイツを拠点に活動する作家ピウス・フォックスの個展「Endgeister(エンドガイスター)」を開催いたします。
フォックスにとって当ギャラリーにおけるおよそ3年ぶり、2度目の個展となる本展では、近年アーティストが積極的に取り組んでいる、中・大型作品の最新作と、前回から引き続き制作している小作品を交え包括的に展覧いたします。
本展は、古代神話の登場人物の顔像と、宇宙に広がる星座から発想を得た抽象作品で構成されています。ドイツ語の言葉「Entgeistert(唖然とする)」と「geister(ゴースト)」からできた造語「Endgeister」をタイトルとしました。ロシアのウクライナ侵攻やコロナ感染症、地球環境破壊など、世界が急速に変わり続けていることに呆然とするという心情、そして自分が描いている古代の顔たちは幽霊なのだという作家の実感が込められています。しかしこのような世界の終末(End-geister)にも似た感覚だけでなく、これまでの歴史、現在、そして未来を含めた「時間の流れ」も、本展のテーマのひとつです。
フォックスは絵具を何層も重ね、表層を削ったり引っ掻いたりする工程を何度も繰り返す手法で知られています。またペインティングとドローイング、抽象と具象、形状と文脈の間を絶えず転換するかのような視覚的効果が、作家が取り組むテーマに奥行きを与えています。
下層から現れるさまざまな色や、建築的要素を思わせる独自の構図は鑑賞者にある種の懐かしさや記憶を辿るような感覚を呼び起こし、同時に未知の視覚体験に気づかせます。
ピウス・フォックスが提示する世界観の新たな展開をご高覧いただけましたら幸いです。
(公式HPより)

アーティスト

  • ピウス・フォックス

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