EXPO’75 ~「望ましい未来」から海洋博を振り返る~

会期終了

Information

 
会期2022年7月1日〜2022年8月29日
会場 那覇市歴史博物館
入場料 一般 ¥350
高校生・大学生 無料
小学生・中学生 無料
未就学児 無料
※当面の間は大学生以下(各種専門学校等含む)、児童・生徒・学生については市内、市外(県内外)を問わず、観覧料を無料とします。(要証明書提示) ※小学校就学前の幼児は無料です。
※ 那覇市内65歳以上の観覧料は、「175円」になります。
開館時間 午前10時~午後7時
休館日 毎週木曜日、年末年始
電話番号 098-869-5266
住所 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1丁目1番1号パレットくもじ4階
アクセス 空港から 車で約10分、モノレールで約13分、バスで約20分
那覇インターチェンジから 車で約15分
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公式HP http://www.rekishi-archive.city.naha.okinawa.jp/archives/112061

展示内容・解説

沖縄国際海洋博覧会(略称:海洋博)は1975年7月20日から1976年1月18日の約6か月間にわたり、本部半島を会場に開催されました。メインテーマは「海-その望ましい未来」。海洋に特化した特別博覧会であり、1972年の日本復帰記念事業として行われたのが大きな特徴です。

日本から切り離された事で経済的に立ち遅れ、復帰を境に「本土並み」との声が高まっていた時代、沖縄にとって海洋博は一大チャンスだったのです。

ところが大規模工事の多くは県外企業が請け負い、土地の買い占めなどで物価も上昇、急激な開発による自然破壊などで反対運動も起きました。入場者数も目標の450万人を大きく下回る350万人にとどまり、観光客をあてこんで作られた宿泊施設、土産品店、建設業など企業の倒産も相次ぎ、海洋博不況と言われました。

しかし、現代から海洋博を振り返ってみると、必ずしもマイナスだったようには思えません。青い空青い海といった沖縄のイメージを確立し、現代に続く観光立県としての基礎ができあがったのは海洋博がきっかけといっていいでしょう。また、沖縄館で展示された沖縄独特の歴史や文化は、首里城再建を契機に沖縄文化が注目され90年代に起きた沖縄ブームに繋がっていく、その先駆けだったともいえます。

復帰から50年が経ち海洋博を知らない世代も増えてきました。そこで今回の企画展では、現代からタイムスリップして海洋博の魅力を紹介し、海洋博が望ましい未来へ残したものとは何だったのかを振り返ります。
(公式HPより)

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