水のかたち ―《源平合戦図》から千住博の「滝」まで―
Information
会期 | 2022年7月9日〜2022年9月25日 |
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会場 | 山種美術館 |
入場料 | 一般1300円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です) [夏の学割] 大学生・高校生500円 ※本展に限り、特別に入館料が通常1000円のところ半額になります。 障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名)1100円 ※きもの特典:きものでご来館された方は、一般200円引きの料金となります。 ※複数の割引・特典の併用はできません。 |
開館時間 | 午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日[7/18(月)、9/19(月)は開館、7/19(火)、9/20(火)は休館] |
住所 | 〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 |
アクセス | JR恵比寿駅西口・東京メトロ日比谷線恵比寿駅 2番出口より徒歩約10分 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.yamatane-museum.jp/exh/2022/water.html |
展示内容・解説
2022年夏、山種美術館では水をテーマとした涼やかな展覧会を開催いたします。
四方を海に囲まれ、湿潤な気候で降水量の多い日本では、水は身近な存在であり、古来、名所絵や山水画、物語絵など、さまざまな主題の中で描かれてきました。近代以降の日本画においても、海や湖、川や滝を題材とした風景画から、水辺の場面を描く歴史画まで、水が主要なモティーフとなった作品は時代やジャンルを問わず幅広く見いだせます。
本展では、海辺を舞台とし江戸時代に描かれた《源平合戦図》から、《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》など雨を描いた名作で知られる歌川広重(1797-1858)の名所絵、高価な岩絵具・群青をふんだんに使って海を表現する川端龍子(1885-1966)の《黒潮》、画家の代名詞にもなっている千住博(1958- )の「滝」シリーズまで、水を印象的に描きだした優品の数々を展示いたします。
暑さ厳しき折、涼感にあふれた美術館の展示室で、日本の画家たちが描き出すさまざまな水のかたちをお楽しみいただき、涼しさとともに、水の恵みと自然の豊かさを感じていただければ幸いです。
[特集展示]日本画に描かれた源平の世界
昨今、大河ドラマやアニメで注目を集めている源平の物語は、日本画でもたびたび取り上げられ、小林古径(1883-1957)や前田青邨(1885-1977)をはじめ、歴史画を得意とする画家たちを中心に描き継がれてきました。
そのなかでは、宇治川や瀬戸内海など、水辺を舞台とした場面が数多く絵画化されています。これらの作品を「水のかたち」展で取り上げるとともに、源義経と藤原秀衡を描く安田靫彦(1884-1978)《平泉の義経》、平清盛の娘・徳子(建礼門院)を描く今村紫紅(1880-1916)《大原の奥》など、源平のヒーロー、ヒロインを題材とした作品をあわせて展示いたします。
(公式HPより)
アーティスト
- 千住博