原田 透 個展「Unicode」
Information
会期 | 2022年7月1日〜2022年8月7日 |
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会場 | Shun art gallery |
入場料 | 無料 |
開館時間 | 12:00 - 19:00 |
休館日 | 月曜日 |
住所 | 東京都港区台場2-2-4 クリニックモール3F |
公式HP | https://shunartdesign.com/ja/exhibition/toru-harada-unicode/ |
展示内容・解説
Unicode は世界で使われる全ての文字を共通の文字集合にて利用できるようにしようという考 えで作られ、様々なOSで利用されている。現代の文字だけでなく古代の文字や歴史的な文字、 数学記号、絵文字なども含む変換され表わされる符号化言語。 今回の展示は、作家のフィルターを通して創り出される表現を一つの言語として捉え、個展の テーマとした。
これまで作家は、5年に亘る中国をはじめとする海外生活を得て、2019年に帰国後、日本での新たな生活の変化、結婚や娘ゆにの誕生など、これまでの自身の体験を通して発表される作品展 です。
原田 透 は、多くの国内外のアーティストレジデンスプログラムなどに参加、移動しながらその地域で発見される廃材を使ったマスクシリーズや立体作品を主に制作していたが、日本帰国後からは、地域での空き家や文化財施設を活用した「地域彫刻」と言われる活動や平面作品の制作にも集中して取り組み、それまでのフリーぺイントスタイルから平面的でべタ塗りされた漫画 のような作風となっている。
これらの平面作品は、作家自身の幼少期の漫画の影響を受けながらも作家のフィルターを通して生まれるモチーフやキャラクターは、まるで授業中にノートの端に描かれた落書きのような、半無意識状態で描かれたものを目指しており、モチーフの内形に描き出されたシンプルで不安定な線と空間は、その作風を強調しながら、アナログ/デジタルなどの描画ツールや技法を往復しながらプロジェクターで投影したしたものをキャパスに拡大し、それを更に型紙を使ってイメージを生産している。
またロイリキテンシュタイン文脈、方法を意識的に借りることでそのルーツや文化背景~現代の サンプリング文化に疑問を投げかけており、現代の社会事象や体験を反映して描かれている。
(公式HPより)
アーティスト
- 原田 透