中村ハルコ「光の音 Part Ⅱ- echo」
Information
会期 | 2022年7月7日〜2022年9月4日 |
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会場 | カスヤの森現代美術館 |
入場料 | 一般800円、学生600円(小学生400円) |
開館時間 | 10:00-17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 毎週:月・火・水曜 |
住所 | 〒238-0032 神奈川県横須賀市平作7-12-13 |
地図 | Google MAPで見る |
公式HP | https://www.museum-haus-kasuya.com/%e4%b8%ad%e6%9d%91%e3%83%8f%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%80%8c%e5%85%89%e3%81%ae%e9%9f%b3-part-%e2%85%b1-echo%e3%80%8d/ |
展示内容・解説
写真家 中村ハルコは、イタリア・トスカーナに魅了され、1993年から1998年の間、多い時には1年に7回も通うほど情熱を注ぎ、現地の写真を撮り続けました。
広大な大地の中、古式ゆかしい暮らしを営む老夫婦イヴォとイルダ、その家族たちとの出会いを通し、優しく熱いドラマチックな人間関係を、ゆるやかな映像ともいえるような写真表現で、美しくダイナミックに記録したのが写真集「光の音-pure and simple」(2008年)です。この写真集には季節を巡る雄大な景観はもとより、時空の流れ、温度差までをも大胆にカメラでとらえようと、野山を駆け巡る中村の初々しい痕跡が残されています。
今回、カスヤの森現代美術館では、「光の音」第二段とし、待望の未発表作品を展示します。前作に収められた写真の、前後のショットを予感させる、 ”もう一つの瞬間”を記録した「光の音 パートⅡ-echo」。
新型コロナウィルス、パンデミックから国際的な往来が大幅に減少、人と人との距離を取らざるを得ない状況が続いた昨今、中村の写真には、イタリアの大地に根付き、支え合って生きる人々の普遍的な日常、家族と対話する喜びの瞬間が刻まれています。これらの写真は、生命体として健やかに生きること、自然に呼吸する幸せ、そして、宇宙と共鳴しつながっている神秘を思い出させます。
享年43才という短い生涯の中で、夢中になって取り組んだ写真の数々。彼女にしか撮れなかった「光の音 パートⅡ-echo」に出会いに、カスヤの森現代美術館にどうぞお出かけください。
(公式HPより)
アーティスト
- 中村ハルコ