山上渡個展セカイノセカイ-風をあつめて、そらにはなつ-

会期終了

Information

 
会期2022年7月16日〜2022年9月25日
会場 入善町 下山芸術の森 発電所美術館
入場料 一般600円、高・大生300円、中学生以下無料
開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(7/18、9/19を除く)、7/19(火曜日)、8/12(金曜日)、9/20(火曜日)
住所 富山県下新川郡入善町下山364-1
公式HP https://www.town.nyuzen.toyama.jp/gyosei/bijutsukan/4963.html

展示内容・解説

このたび「入善町 下山芸術の森 発電所美術館」では、千葉県在住の現代美術作家・山上渡(やまかみ・わたる)の個展を開催いたします。
1981年高知で生まれ、長野で育った山上渡は、絵画、ドローイング、立体、インスタレーションと様々な表現方法を用い「増殖と変容」、そこから生まれる結びつきをテーマに作品を発表してきた現代美術作家です。2009年に岡本太郎現代芸術賞の特別賞、Tokyo Midtown Award 2013で準グランプリ・オーディエンス賞を受賞するなど、これまでにマクロやミクロといった可視化できない領域に、人々の日常とを連関させることで、新たな現実世界の在り方を描くことを試みてきました。
本展で山上は、風をテーマにした大型インスタレーションの新作を発表します。時には災害を引き起こすほどの力をもちながら僅かな隙間も通り抜け、直接見ることができないにもかかわらず誰もが感じることができる「風」は、人が定めた境界に縛られることなく自由に飛び回り、種子や細菌を運び、海では波を起こし、陸では家屋や農作物をなぎ倒すなど、古くから人々の生活に影響を与えてきました。山上はこのような「現象としての風」だけでなく、世界情勢やコロナ禍での生活など人々の生活や感情から作り出される「意識の風向き」、風鎮祭を由来のひとつとし富山を代表する「風の盆」にも注目。環境問題、エネルギー問題、領土問題、コロナウイルスなどとどのように向き合っていくのかといった、現代社会が抱える様々な問題に一石を投じる作品となることでしょう。
(公式HPより)

アーティスト

  • 山上渡

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