献ずる器ー横穴式石室を彩るものたちー

会期終了

Information

 
会期2022年7月30日〜2022年9月25日
会場 大阪府立近つ飛鳥博物館
入場料 一般650円[520円]、65歳以上・高校生・大学生450円[360円]、中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方[介助者を含む]無料
([ ]内は20名様以上の団体料金)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 毎週月曜日(但し、9月19日(月・祝)は開館、9月20日(火)は休館。)
住所 大阪府南河内郡河南町東山299
アクセス 近鉄長野線「喜志」駅下車、金剛バス阪南線にご乗車「近つ飛鳥博物館前」停下車
または近鉄長野線「富田林」駅下車、金剛バス石川線にご乗車「近つ飛鳥博物館前」停下車
バス停前が風土記の丘入口です。博物館までは徒歩約10~15分程度
公式HP http://www.chikatsu-asuka.jp/?s=exhibition/special2

展示内容・解説

古墳時代中期になって、日本列島で作られるようになった須恵器は、その後、広く普及し、集落でも多く出土します。しかし、中には集落ではほとんどみかけない、独特な形をした器があります。装飾付須恵器と呼ばれるもので、もっぱら古墳から出土する非日常的な器と言えます。
畿内での横穴式石室の導入とともに、古墳時代後期には須恵器が大量に副葬されるようになります。装飾付須恵器は首長墓の葬送儀礼で用いられた特別な器と考えられますが、一方では渡来系要素の強い群集墳からも出土しています。当館が位置する一須賀古墳群からは、子持器台といわれる坏をたくさん貼り付けた装飾付須恵器が多く見つかっています。
須恵器の副葬については、葬送儀礼や階層性といった観点から多くの研究がなされてきました。今回の特別展では、装飾付須恵器を中心として、横穴式石室から出土する土器が何を語るのかを考えてみたいと思います。
(公式HPより)

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