『藍染の絞り片野元彦・かほりの仕事』

Information
会期 | 2022年9月13日〜2022年12月4日 |
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会場 | 豊田市民芸館 |
入場料 | 一般500円 高大生300円 中学生以下と 7 0 歳以上、 豊田市内在住・ 在学の高校生、障がい者は無料(要証明) 国際芸術祭「 あいち2022」 現代美術展と の相互割引あり |
開館時間 | 午前9時~午後5時 |
休館日 | 月曜日( ただし祝日は開館) |
住所 | 愛知県豊田市平戸橋町波岩86-100 |
公式HP | https://www.mingeikan.toyota.aichi.jp/exhibitions/ |
展示内容・解説
藍染絞りの第一人者として知られる片野元彦( 1899-1975) は、名古屋で生まれ、若い頃は画家の岸
田劉生に師事し洋画家を目指していました。岸田の急逝後には染物を学ぶようになり、藍染絞りの道に専 念したのは57 歳の時、日本民藝館創設者の柳宗悦( 1889-1961) に、産地である有松・ 鳴海の絞りの仕 事を再興するように託されたのがきっかけでした。以降76 歳で亡く なるまで、「 絞染職人」 として、天 然藍を中心に植物染料を使った絞り染の着物や服地、暖簾や飾布など生活の中で使用される布の制作に 邁進しました。
本展では片野元彦の絞り染作品に加え、父・ 元彦の仕事を献身的に支え続け、父の死後も真摯な仕事を 生涯続けた絞り染作家の長女・ かほり( 1932-2016) の作品、書簡などの関連資料、親交のあった写真 家・藤本巧撮影による片野元彦・かほりの写真も併せて展示します。また、日本民藝館の新収蔵資料から、 河井寛次郎の書、かほりの作品等が初出展です。
(公式HPより)